« 米エアリオ社は最高裁でも勝訴するか | Main | シカゴ筋ポジションの確認(4/22時点) »

April 25, 2014

ブックオフがヤフーと資本・業務提携

昨日、ヤフーはブックオフの第三者割当増資の引き受け(約21億円、@702円、13.73%相当)とCB(77億円、29.5%相当)取得をリリース。

ブックオフの営業利益が27億円(現在21億円)を超過すると、新株取得権利を全て行使し、ヤフーの議決権割合は43.2%となるので、実質支配基準によって連結子会社となる可能性が大。

ブックオフの現状は、電子書籍普及等の影響もあって本業の書籍が不振。
20店舗を閉店するなど「リストラ中」でしたが、実質的にヤフー傘下に入ることで打開を図る決断をしました。

今日のブックオフは150円高のS高で901円。
現状の実力EPSは50~60円というところでしょうが、最終的な希薄化を考慮すると30~40円になってしまい、仮に利益水準が3割アップしたとしても、指標的には買いにくいレベルになりました。

一方、ブックオフの筆頭株主(7%保有)であるハードオフ(2674)も、今日は刺激されて5%上がり、815円。

こちらの実力EPS(除く特利)は70円程度なので、まだ割高感はありません。
配当利回りも、3.1%(除く特配)と高い。

ヤフーの資金力ならハードオフもグループに取り込むことは容易ですが、今や弟分のハードオフの方が業績は上向きで、資金にも特段困っていない(有利子負債10億円のみ)という状況。

元々ハードオフは、ブックオフ創業者である坂本孝氏(現「俺の(株)」社長)の起業勉強会からスタートした経緯があり、、それぞれが互いのFC店となって総合リユース店を展開するなど関係は良好と見られていますが、逆に言うと業容が入り組んでおり、出店調整など一定の整理が必要になるのではとの見方も出ていました。

今回、図らずもブックオフの不調によって巨人ヤフーが乗り出したことで、将来的には三社が緩やかな連合体となって資本関係と業態整理をしていく流れとなることが、自然な展開であるように思われます。

|

« 米エアリオ社は最高裁でも勝訴するか | Main | シカゴ筋ポジションの確認(4/22時点) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 米エアリオ社は最高裁でも勝訴するか | Main | シカゴ筋ポジションの確認(4/22時点) »