サーベラスが西武HDの売り出しを辞退
23日にIPO予定の西武HD(9024)。
売出し価格の仮条件は、当初の2300円から大幅に下方修正されて1株あたり1600~1800円に決定しました。(公募は無し)
これを受けて、筆頭株主の米サーベラスは売出しを辞退。
売出し株式数は2783万株と、当初の8000万株超から大きく減少するので、需給は改善されます。
2月13日の決算短信によれば、今期(H26/3)の予想EPSは61.4円。
これは1月の私の予想60円(西武HDの再上場は成功するのか)とも、ほぼ一致。
当初に目論んだ2300円はPER37倍ですから、膨大な土地の含み益や東京五輪を控えたホテルブームなどを囃してみても、機関投資家の声は圧倒的に否定的だったという事かと思われます。
新たな仮条件の中間値1700円で試算すると、時価総額は5800億円(PER28倍)。
時価総額で近いのは、小田急電鉄(6300億円)や東武鉄道(5200億円)。
営業利益を比較すると、小田急が440億円、東武が520億円、西武が440億円と大体同じレベル。
PERは、小田急30倍、東武18倍といった水準です。
スカイツリーのある東武でもPER20倍までは行っていない。
箱根絶好調の小田急のPER30倍を嵌めて1800円がギリギリ正当化出来る範囲といった議論に落ち着いたのでしょうか。
あるいは、鉄道事業とホテル・不動産が利益的に概ねイーブンなので、EPS61.4円を二つに分解。
鉄道部門はPER15倍で460円。
不動産部門は大手デベ並みのPER40倍で評価して1230円。
合わせて1690円≒1700円。
いくらソロバンを弾いても、流石に今の地合いで2000円台を越える価格は厳しそうです。































































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