シカゴ筋ポジションの確認(4/29時点)
(4月29日) (4月22日) (増減)
カナダドル ▲30295 ▲35455 +5160
スイスフラン 13703 14023 ▲320
ポンド 44234 47800 ▲3566
円 ▲70352 ▲67243 ▲3109
ユーロ 25734 25774 ▲40
NZドル 18480 20175 ▲1695
豪ドル 10706 16370 ▲5664
先週に続いて小動き。
円ショートは増えていますが、全般にマイナスが多く、ポジション解消の方向が優勢です。
昨日発表された4月の米雇用統計は良好な数値でした。
非農業部門雇用者数は前月比28万8000人増加。
2、3月も上方修正され、これで直近3ヶ月は全て20万人以上。
寒波の影響が終われば雇用は増える、という期待通りとなりました。
失業率は6.3%と、0.4%改善しましたが、労働参加率も62.8%と前月の63.2%から0.4ポイント低下しており、総労働者数は156,227千人から155,421千人と減少。
「質の悪い失業率低下」の面が意識され、発表直後からドル買いの勢いは伸びませんでした。
ウクライナ情勢も再び影を落とし、小高く始まった金曜のNY株も腰折れてマイナス。
長期金利もまた僅かに下がって2.59%。
結局は、「上がらない長期金利」が再認識されています。
現状でアメリカのインフレ懸念は少ないとは言え、10年で2%台では債券の魅力は低い。
しかし、もはや割安のリスク資産は少ない。
そこで新興国通貨を含め、比較的確実な高利回り商品に投資家の目が向いている状況かと思われます。
昔に安く買っていれば、しばらくは結構な「お宝」なのかもしれません。































































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