シカゴ筋ポジションの確認(5/13)時点)
(5月13日) (5月6日) (増減)
カナダドル ▲26037 ▲31600 +5663
スイスフラン 6806 13184 ▲6378
ポンド 39413 40646 ▲1233
円 ▲64707 ▲60728 ▲3979
ユーロ ▲2175 32551 +30376
NZドル 19340 20693 ▲1353
豪ドル 17127 8637 +8490
ユーロロングが急減してネットショートに転じたことがトピックですが、そもそもなぜ買われていたのか良く分からない状態だったので、ようやく様々な思惑が消えて投資家心理がニュートラルになったということでしょうか。
ユーロドルの10年を眺めると、リーマンショック前の過剰な楽観で「1.6」。
その後のユーロ崩壊懸念を含めた過剰な悲観で「1.2」。
現在は、その中間地点近辺を彷徨っています。
ドル円に関しては、米国の金利低下を反映して、やや円高方向の圧力がかかっていますが、101円をキープしている限りは事件とは言えません。
貿易赤字大国は外貨を必要としており、少しでも安いドルに飢えているのです。
米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、「2016年頃に、インフレ率が2%、FF金利が4%」という発言をしているようですが、そもそも同じ場所に戻るという目標が正しい設定なのかどうか、市場は判断しきれずに迷っているような気がします。
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