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May 24, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(5/20)時点

         (5月20日) (5月13日) (増減)
カナダドル   ▲26534   ▲26037  ▲497
スイスフラン   5019     6806   ▲1787
ポンド      33090     31755  +1335
円        ▲53787   ▲64707 +10920
ユーロ      ▲9220   ▲2175  ▲7045
NZドル      17594    19340  ▲1746
豪ドル      19462    17127   +2335

米国長期金利が2.5%近辺で低迷していることもあり、ドルを買うのか売るのか投資家のスタンスは固まらず、マチマチの動きです。

円ショートは大きく減少。
これで昨年12月のピーク時と比べて4割程度の水準となり、巻き戻しによる円高圧力は後退しています。

今週のドル円は、21日の夕方に101円を割り、円高バイアスのチャーティスト達は色めき立ちましたが、すぐに定位置の101円半ばに復帰。
貿易赤字大国をなめんじゃねえよ、ということでしょう。

とはいえ、金利差が広がらない中でドルの上値を追う動きも限定的。
101円割れは買うが102円では売りたい投資家心理が、ボラを小さくしています。

米国長期金利の低下は住宅販売、特にローンに頼る一次取得者を支援する効果があり、住宅が売れれば金利が上がり、金利が上がると住宅が売れにくくなるといったギッタンバッコン(死語か)の動きが想定されますが、いずれにせよ長期的な景気の見通しは慎重にという市場の声は、素直に受け止めるべきであると思われます。

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