シカゴ筋ポジションの確認(5/20)時点
(5月20日) (5月13日) (増減)
カナダドル ▲26534 ▲26037 ▲497
スイスフラン 5019 6806 ▲1787
ポンド 33090 31755 +1335
円 ▲53787 ▲64707 +10920
ユーロ ▲9220 ▲2175 ▲7045
NZドル 17594 19340 ▲1746
豪ドル 19462 17127 +2335
米国長期金利が2.5%近辺で低迷していることもあり、ドルを買うのか売るのか投資家のスタンスは固まらず、マチマチの動きです。
円ショートは大きく減少。
これで昨年12月のピーク時と比べて4割程度の水準となり、巻き戻しによる円高圧力は後退しています。
今週のドル円は、21日の夕方に101円を割り、円高バイアスのチャーティスト達は色めき立ちましたが、すぐに定位置の101円半ばに復帰。
貿易赤字大国をなめんじゃねえよ、ということでしょう。
とはいえ、金利差が広がらない中でドルの上値を追う動きも限定的。
101円割れは買うが102円では売りたい投資家心理が、ボラを小さくしています。
米国長期金利の低下は住宅販売、特にローンに頼る一次取得者を支援する効果があり、住宅が売れれば金利が上がり、金利が上がると住宅が売れにくくなるといったギッタンバッコン(死語か)の動きが想定されますが、いずれにせよ長期的な景気の見通しは慎重にという市場の声は、素直に受け止めるべきであると思われます。
Comments