J-REIT指数の確認(6/13時点)
なぜ今日の午後、先物主導で日本株が切り返したのか。
特に目新しい材料は見当たらず、メジャーSQも通過して身軽になったところで、先進国の中では出遅れ感が強い日本株で何とかしたいという期待が相場を押し上げたという感じでしょうか。
日経新聞が今日付けで、「オフィス需要の活況続く 5月の都心空室率低下」という好意的な記事を出していますが、企業のコスト削減意識は高く、値頃感のあるビルから先に埋まるという内容で、賃料上昇の勢いは感じられません。
このところ、集団的自衛権しかやらない政権かと思っていたら法人税減税は本気のようだ、ということもあって外国人投資家が少し戻ってきていますが、TPPは容易に決着せず、農協改革は中途半端に終わりそうな雰囲気が濃厚。
成長戦略という英訳不可能な言葉は使わず、しっかりと構造改革、規制緩和が出来るかどうかで、今年後半の株価は決まると言い切って良いと思われます。
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