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June 14, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(6/10時点)

         (6月10日) (6月3日) (増減)
カナダドル   ▲24108   ▲22731 ▲1377
スイスフラン  ▲3030    ▲2012 ▲1018
ポンド      35842     34974  +868
円        ▲82162   ▲74218 ▲7944
ユーロ     ▲57185   ▲33025 ▲24159
NZドル     16855     17531  ▲676
豪ドル      28247    21527 +6720

先週ECBが追加緩和したため、ユーロ売りが大きく増加。
円ショートも、これで3週連続増加し、再び円安トレンドを期待する投機筋が増えています。

米国の金利はモタモタしているとはいえ、基本はドル選好の方向性かと思われます。

Longchartusdjpy1w日本人が気になるドル円は、左グラフ(週足)のように、「今年になってから動きが止まった」状態です。

中長期的に見ると、このまま米国経済が想定の回復軌道を歩むなら、じわりと円安。

地政学リスクが爆発し、何かトンデモナイ事態が起こって投資家がビビリまくれば円高というのが基本形だと思いますが、円安でも貿易収支の改善は限定的で、むしろコストプッシュ型のインフレという弊害が見えて来た今、もはや日本人が少々の円高を恐れる理由は無くなっていると考えられます。

円高局面では、円の購買力上昇を素直に喜べば良いだけ。

長期的な懸念は、競争力低下と財政悪化によって円安とインフレがスパイラルする、行き過ぎた円安です。

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