シカゴ筋ポジションの確認(6/17)時点
(6月17日) (6月10日) (増減)
カナダドル ▲21533 ▲24108 +2575
スイスフラン 3520 ▲3030 +6550
ポンド 52596 35842 +16754
円 ▲68038 ▲82162 +14124
ユーロ ▲61835 ▲57185 ▲4650
NZドル 3733 16855 ▲13122
豪ドル 27029 28247 ▲1218
19日のFOMC直前で、ポジション整理の動きが見られるのが、円やオセアニア通貨。
一方で利上げ期待が高まっているポンドについては、大きくロングが増えています。
外人プレーヤーが多いロンドンを抱えるイギリス。
通貨ポンドは、投資家が株式や不動産投資に前のめりになった局面で、沸騰しやすい通貨です。
グラフは、イギリスの政府機関である「Land Registry」が公表しているロンドン地区の住宅価格指数ですが、既にリーマンショック前のピークを抜き去り、過熱とも言える様子が窺えます。
リーマン前の高値が2008年2月の381で、その後の安値は2009年5月の318。
そこから反発に転じ、現在は446。
6000万円の家が5000万円になり、7000万円になったという感じです。
さらに、統計データのある1995年以降の、株価(FTSE)と住宅価格を比較してみました。
株価が大きく上下に暴れるのに対して、着実なのが不動産価格。
この20年弱で、株価は2.3倍ですが、住宅インデックスは4.7倍と、上昇率は2倍。
日本で死んだ「不動産神話」が、ロンドンでは生き残っているように思われます。
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