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June 29, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(6/24)時点

       (6月24日) (6月17日) (増減)
カナダドル  ▲5320   ▲21533 +16213
スイスフラン ▲5372     3520 ▲8892
ポンド     49751    52596  ▲2845
円      ▲71223   ▲68038 ▲3185
ユーロ    ▲57503   ▲61835 +4332
NZドル     6152     3733  +2419
豪ドル     33463    27029  +6434

低ボラ相場が続き、ドルの方向性が分かりにくくなっていますが、足下ではオセアニア通貨やユーロが底堅く推移し、穏やかなドル売りとなっている印象です。

ドル円も同様に、若干ドル売り円高方向に動き、週末には101円台前半まで円ショートの巻き戻しが入りました。

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June 28, 2014

J-REIT指数の確認(6/27時点)

Gcexe
今週は、1617→1587とマイナス2%。
流石に一休みです。

そもそも先週金曜日の買われ方が1日で+2%と異常だったので、その前日(先週木曜日)の水準に戻る是正機能が働きました。

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各国製造業の生産コスト比較

061714krugman1tmagarticle左のグラフは、各国の製造業の時間当たり生産コスト(2012年)を比較したもので、出典はポール・クルーグマンのブログ「German Labor Costs」です。

ドイツが45.8ドルで、アメリカが35.7ドル。
日本はアメリカと、ほぼ同じ。

クルーグマンは、「アメリカはドイツより安く作っているのに、どうして輸出がドイツほど伸びないのか」という問題提起をしていますが、GMの大量リコールを持ち出すまでもなく、世界の消費者が多少のコスト差よりもドイツの品質を選択するのは当然だろうという気がします。

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June 26, 2014

シラー教授の警鐘

ケース・シラー指数を普及させ、ノーベル賞も受賞したロバート・シラー教授。
株式に関しては「CAPE INDEX」を作りました。

CAPEとは、「Cyclically Adjusted Price Earnings Ratio」のことで、日本語では「景気循環調整後PER」。

株価もEPSもCPI(消費者物価指数)で割って「実質」に修正し、EPSは10年平均を使います。

Cape_index左は、S&P500に関するCAPEチャートです。

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June 25, 2014

為替離れする日経平均

225グラフは、今年になってからのドル円と日経平均。

約1ヶ月前、日経平均が14000円から上放れして15000円に向かう頃から乖離が発生し、為替(ドル円)の上昇無しに株価が上がり始めました。

海外勢は5月中盤以降から株の買い越しに転じていると見られるので、タイミング的には一致します。

そもそも為替(円安)による日本経済全体への影響は薄れてきていますから、為替離れした株価上昇は自立的で好ましいという楽観的な見方も出来なくはありません。

もっと楽観的になれば、これからドル円が追いついてくるからドルを買っておけば良い、となりますが、流石にお勧めできない見方です。

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June 23, 2014

インフレの足音

総合的なコモディティ指数としては、ロイター・ジェフリーズCRB指数が良く知られていますが、先週金曜日に前日比1.19ポイント高い312.93となり、2012年9月17日以来ほぼ1年9カ月ぶりの高水準となっています。

CrbtnxCRB指数連動ETF(CRBQ)と米国長期金利(TNX)を比較してみたのが左のグラフです。

あまり相関がないようにも見えますが、多少無理やり気味に読み解くと、最近の商品価格の上昇にも関わらず、債券市場は将来のインフレリスクを過小評価しているのではないか、となります。

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June 21, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(6/17)時点

        (6月17日)  (6月10日) (増減)
カナダドル  ▲21533   ▲24108  +2575
スイスフラン   3520    ▲3030  +6550
ポンド      52596    35842  +16754
円       ▲68038   ▲82162 +14124
ユーロ     ▲61835   ▲57185 ▲4650
NZドル      3733    16855  ▲13122
豪ドル      27029    28247  ▲1218

19日のFOMC直前で、ポジション整理の動きが見られるのが、円やオセアニア通貨。
一方で利上げ期待が高まっているポンドについては、大きくロングが増えています。

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June 20, 2014

J-REIT指数の確認(6/20時点)

Gcexe今週のJ-REIT指数は、1566→1617と、3.3%も上昇。
指数が1500台に乗ったのが5月9日の週ですから、僅か1ヶ月半で大台替わり。

今日だけで3%以上買われた銘柄が6つもあり、チャートを見ても明らかですが、あまりに急ぎ過ぎです。

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June 19, 2014

楽観が支配する緩和相場

無難にFOMCを通過した安心感もあり、18日のNY市場ではDOWが98$上昇。
おこぼれで、今日の日経平均は+245円。

長期のFF金利見通しは、4%から3.75%に低下したとされ、米10年金利も若干低下(債券上昇)。
金と原油も小幅に上昇。

長期的な成長率には疑問を持ちながら、緩和スタンスの長期化を睨んで、株も債券もコモディティも全部上がる相場です。

債券と株式どちらかが間違っていると言うアナリストもいますが、過剰流動性による低金利が株価を支えるから債券も株も両方買い、いざという時のために金や原油も持っておくのがニューノーマル(?)。

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June 17, 2014

書評「林原家」

51doown2yxl_sl500_aa300_「林原家 同族経営への警鐘」は、経営破綻した林原グループの元社長による反省本です。

広島に勤務していたバブルの頃、「岡山と言えば、天満屋と林原だよ」と良く聞かされたものです。

両社とも非上場ですが、特に林原はバイオ企業でありながら駅前に5万㎡もの土地を所有し、人がその名を口にする時、一種神格化されたような憧れが感じられました。

実は当時の社長も、自らを神格化し、実態を直視していなかったことが読んでみて分かりました。

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June 14, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(6/10時点)

         (6月10日) (6月3日) (増減)
カナダドル   ▲24108   ▲22731 ▲1377
スイスフラン  ▲3030    ▲2012 ▲1018
ポンド      35842     34974  +868
円        ▲82162   ▲74218 ▲7944
ユーロ     ▲57185   ▲33025 ▲24159
NZドル     16855     17531  ▲676
豪ドル      28247    21527 +6720

先週ECBが追加緩和したため、ユーロ売りが大きく増加。
円ショートも、これで3週連続増加し、再び円安トレンドを期待する投機筋が増えています。

米国の金利はモタモタしているとはいえ、基本はドル選好の方向性かと思われます。

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June 13, 2014

J-REIT指数の確認(6/13時点)

Gcexe今週のJ-REIT指数は、1550→1566と、1%上昇。

特に今日は、DOWが2日連続3桁下げの直後にも関わらず、なぜか日本株は後場からスルスルと上昇。
J-REITも、そのリスクオンの動きに牽引され、先週天井感が強かったチャートは、楽観的に見れば一休みしただけと言えなくもない状態になっています。

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June 11, 2014

PIGS国債の確認

あまりに侮辱的な表現だとして放送禁止になった(?)2008年の流行語、「PIGS」。

危ない国債の代表格であった、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインの頭文字ですが、現在の10年国債の利回りは順に、3.4%、2.8%、5.7%、2.6%です。

ドイツ国債が1.7%ですから、イタリアとスペインは僅かに1%しかリスクプレミアムがなく、米国債の2.6%と比べて同等の信用度と言うことになっています。

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June 09, 2014

緩和マネーは寝ている

Photoグラフは、アメリカの貨幣流通速度(Velocity of M2 Money Stock)です。
(出典:http://research.stlouisfed.org/fred2/series/M2V)

現在は、過去50年間の下限だった「1.7」を大きく割り込み、「1.55」近辺。

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June 08, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(6/3時点)

         (6月3日) (5月27日)  (増減)
カナダドル   ▲22731  ▲21810   ▲921
スイスフラン  ▲2012   ▲3872   +1860
ポンド      34974    35304   ▲330
円       ▲74218   ▲59036  ▲15182
ユーロ     ▲33025   ▲16633  ▲16392
NZドル     17531    17944   ▲413
豪ドル      21527   15848    +5679

6/3は、ECB理事会、米雇用統計直前ですから、ポジションをニュートラルに戻す動きが主体かなと思うと、さにあらず。

円とユーロのショートが大きく増加し、豪ドルロングも増えています。

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June 07, 2014

J-REIT指数の確認(6/6時点)

Gcexe今週のJ-REIT指数は、1565→1549と1%の下落で、4週振りの下げ。

チャートを見ると、これまでとは違って1日あたりのボラが大きくなり、ロウソクの縦の長さが伸びています。

一般的に高値圏でのこうした売買の拮抗は、ひとまずのピークを意味している場合が多く、短期ポジションを整理する人も増えてきているのであろうと思われます。

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June 06, 2014

ECBが追加緩和

昨晩は、雇用統計以外では久しぶりにPCの前に張り付いていました。

20時45分、ECBは政策金利を0.25→0.15%に引き下げ、超過準備預金金利はマイナス0.1%、LTRO4000億ユーロ、SMP不胎化停止と、いわゆる量的緩和以外は全部出して来た感じ。

03_60ユーロドルは、短いサプライズ反応の後、「Buy the Fact」でユーロ買い戻し。

短期的にはドラギマジック不発という評価もありますが、果たして今後じわじわとユーロ安に効いてくるのか、それとも大規模量的緩和に追い込まれるのか、今後の為替動向次第となりました。

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June 04, 2014

ドイツ中興の祖「ゲアハルト・シュレーダー」

Images_3欧州危機が去ってみたらドイツの一人勝ち。
その理由は痛みのある改革によって賃金上昇を抑制したからだ、と良く言われますが、その背景を詳述した日本語の書籍は非常に少ないのが実情です。

「ドイツ中興の祖ゲアハルト・シュレーダー」の著者は元NHK勤務で、今はドイツ在住のジャーナリスト熊谷徹氏。

本書は、2003年に「アゲンダ(アジェンダ)2010」という改革プランを策定し、過剰な社会保障を削減してドイツ病を治療したシュレーダーの政策と人物像に焦点をあてています。

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June 03, 2014

資産インフレ相場

Photo過去1年で、日本のガソリン価格は10%上昇。大手企業では久しぶりのベアも実現し、アルバイトの時給もアップ。

善悪はともかく、物価上昇という意識が人々の頭の中に刷り込まれつつあります。

今日の日経平均は、節目の15000円越え。

法人税減税やGPIFの資産配分等の政策期待に加えて、インフレ期待(懸念?)が相場の中で成長してきたように感じられます。

4月に1600円でIPOした西武HDが、今日は一時、サーベラスの目標価格である2300円を越えました。
投資家の目線が、業績よりも資産の含み益中心となっているのは明白です。

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June 02, 2014

伊藤園の決算

今年はエルニーニョ現象が発生する可能性が高く、冷夏予想になっていますが、その前に猛暑日が連発。
明日の最高気温予想は、札幌が31度と、那覇の30度を上回っています。

もしこれで冷夏予想が外れると、夏銘柄が飛びそうにも思いますが、そんな中、4月決算の伊藤園(2593)がEPS96円で着地。

今日の終値2348円はPER24.5倍、今期予想104円に対しては、22.6倍。
配当は今期予想40円(1円増配)ですから1.7%。

この割安感の無さを、食品は底堅いからで説明出来るのかどうか、私にはサッパリ分かりませんが、伊藤園で興味深いのは、むしろ唯一の上場優先株(25935)があること。

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June 01, 2014

エドワード・スノーデンは裏切り者か、愛国者か

S4reutersmedianet2013年6月、香港でアメリカ国家安全保障局(NSA)による個人情報収集の手口を告発したエドワード・スノーデン。

先週NBC「Nightly news」のアンカー、ブライアン・ウイリアムスによるロングインタビューがテレビ放送され、再び大きな注目を浴びています。

このインタビューはモスクワで行われましたが、その際スノーデン側で立ち会ったのが、彼から情報提供を受けて告発に協力した弁護士のグレン・グリーンワルドとドキュメンタリー映像作家のローラ・ポイトラス。

そのグリーンワルドが書いた「暴露―スノーデンが私に託したファイル―」が、5/14に世界同時発売されました。

英紙ガーディアンに大スクープを載せるまでの舞台裏は、本人が書いているだけに生々しく、緊迫感に充ちています。

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