楽観が支配する緩和相場
無難にFOMCを通過した安心感もあり、18日のNY市場ではDOWが98$上昇。
おこぼれで、今日の日経平均は+245円。
長期のFF金利見通しは、4%から3.75%に低下したとされ、米10年金利も若干低下(債券上昇)。
金と原油も小幅に上昇。
長期的な成長率には疑問を持ちながら、緩和スタンスの長期化を睨んで、株も債券もコモディティも全部上がる相場です。
債券と株式どちらかが間違っていると言うアナリストもいますが、過剰流動性による低金利が株価を支えるから債券も株も両方買い、いざという時のために金や原油も持っておくのがニューノーマル(?)。
これをリスクオンと呼んで良いのかどうか疑問もありますが、ともかくリスク資産が全般に上がって文句を言う投資家はいません。
ただし、一旦巻き戻しが起こると全てが売られてしまう可能性が高くなり、非常時の下げスパイラルが加速する恐れもあります。
全部が上がるので、降りても買うものがない。
だから降りられない。
だからボラが低い。
イエレンの安全運転を信じて乗り続けるのか、それとも少しずつ降り始めるのか。
インデックス負けや期間成績を気にしなくて良い個人は、自由に選択出来ます。
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