« 米6月雇用統計の纏め | Main | シカゴ筋ポジションの確認(7/1)時点 »

July 05, 2014

J-REIT指数の確認(7/4時点)

Gcexe今週のJ-REIT指数は、1587→1588と横ばい。

流石にここからの上値追いは難しいということでしょうが、出遅れやB級銘柄のキャッチアップを目指した買いは入っている印象で、大きな下押しはありませんでした。

今週は路線価(相続税課税評価額)が発表されました。

・北海道
平均でマイナス0.6%。
全体が下落する中で二極化が進みます。

北海道の人口は97年(H9年)の570万人がピークで、今は約5%減の544万人。
この間、札幌への集中度合いは、31.4%から35.5%にまで高まり、今や道民の3人に1人以上が札幌市民です。

地価動向は、この人口動態を反映し、人口194万人の札幌市は回復基調。
最高路線価は駅南口ステラプレイス前で、前年比+3.9%。

ニセコ高原地点にも、円安で外人買いが戻って+8.7%。

北海道で期待が持てるのは観光。
スイスのように、夏も冬も外国人だらけという姿は目標ですが、JR北海道のトンデモ体質が懸念されます。

・東北
東北地方最高上昇地点は、大船渡市権現堂線通りで+10.3%。
気仙沼や石巻などの被災地でも、希少性のある地点が上昇しています。

宮城県は平均で+2.4%と、県別では2年連続の全国1位。
都市機能の整備された仙台は、様々な復興需要の受け皿です。

・東京
最高路線価の銀座鳩居堂前が、+9.7%で坪7800万円。

多摩地区では、府中駅前通りが+5.6%。
周辺は今も再開発中です。

今回数字的には目立ちませんでしたが、立川市もエリア拠点として充実度を増しています。

・名古屋
最高路線価の名古屋駅前(名駅通り)が+10%。
これは県庁所在地の最高路線価上昇率で全国トップ。

名古屋駅前は、「大名古屋ビルヂング」「JPタワー名古屋」「JRゲートタワー」「新・第二豊田ビル」が建築中と、おそらく名古屋としては、空前のビルラッシュ。

トヨタの復調は朗報ですが、地方都市でのオフィス需要には限界があり、リニアの話題も含めて、やや思惑先行ではとの声もあるようです。

・大阪
阿倍野区「あべの筋」地点が、「あべのハルカス」効果で驚きの+20.8%。
箕面まで延伸が決まった北大阪急行のターミナル千里中央駅前も+9.1%と、投資効果による地価上昇が鮮明です。

関西圏全体としては、都心回帰傾向による郊外の低迷とマンション適地の上昇という二極化が見られるようですが、これは全国主要都市共通の傾向かもしれません。

・福岡
博多駅博多口の地点で+10.4%。

3年前の「JR博多シティ」に続き、2年後には駅前郵便局の再開発ビルがオープンし、丸井が出店予定。
元々天神に比べて遅れていた駅前地区が、九州新幹線開通を機に、猛烈に追いかけている印象です。

押されていた天神地区でも+2.4%と回復傾向。
秋には福岡パルコの新館が開業する予定です。

福岡市は、都会性と人情味のバランスが良く、空港-駅-天神がコンパクトに地下鉄で結ばれており、暮らしやすい都市ですが、空港の近さ故の高さ規制というマイナスもあり、伝統的にオフィス投資が少ない印象があります。

|

« 米6月雇用統計の纏め | Main | シカゴ筋ポジションの確認(7/1)時点 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 米6月雇用統計の纏め | Main | シカゴ筋ポジションの確認(7/1)時点 »