シカゴ筋ポジションの確認(7/15時点)
(7月15日) (7月8日) (増減)
カナダドル 15621 10295 +5326
スイスフラン ▲6262 ▲6813 +551
ポンド 38770 41639 ▲2869
円 ▲62948 ▲66375 +3427
ユーロ ▲62846 ▲59265 ▲3581
NZドル 15453 14416 +1037
豪ドル 39743 36603 +3140
全ての通貨において小動き。
投資家が予想するボラティリティも、低下している心理が窺えます。
凪に飽きた投資家達は、少し動くと色めき立ちますが、大相場への期待は毎回裏切られる展開が続いています。
マレーシア航空機墜落で、1日で32%も上がったVIX指数は、翌日17%下がりました。
短期的に為替を動かす最大の要素は金利の見通しだと思いますが、FXで取引される主要通貨の中で、今年になって利上げしたのはニュージーランドと南アフリカ。
農業と鉱業という違いはあるものの、どちらも資源国という分類に入ると思われます。
特にニュージーランドの政策金利は、年初の2.5%から3回の利上げで3.25%まで上昇し、対ドルレートは0.82から一時0.88まで上がりました。
今年の最強通貨はNZDという予想は当たっていたようです。
南ア通貨のランドは2回の利上げで、昨年の5.0%から5.75%。
但しこちらはインフレ防衛という意味合いが強く、対ドルレートは年初の0.096から0.094とむしろ下がっています。
5ヶ月間続いたプラチナ鉱山ストライキは先月終わったとの報道がされていますが、部品供給の遅れでトヨタやフォードの工場が一部生産停止に追い込まれるなど、相変わらず労使関係の不安定さが通貨の重しになっています。
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