シカゴ筋ポジションの確認(7/8時点)
(7月8日) (7月1日) (増減)
カナダドル 10295 2695 +7600
スイスフラン ▲6813 ▲7260 +447
ポンド 41639 56412 ▲14773
円 ▲66375 ▲58686 ▲7689
ユーロ ▲59265 ▲60776 +1511
NZドル 14416 8985 +5431
豪ドル 36603 38879 ▲2276
動きの少ない為替相場。
利上げ観測が強く、現時点では最強と言われるポンドも、流石にドルの1.7倍にもなってロングポジションが減少。
ポルトガルの大手銀行バンコ・エスピリト・サントの経営不安説も、今のところ伝染力は限定的です。
円については若干のショート増加となっており、この間に相場は101.3→101.8円と50銭の円安。
しかしながら週末金曜日には、再び101.3円に戻る細かい値動き。
相変わらず、上にも下にも限定的です。
投機家には面白くないかもしれませんが、多くの参加者によって通貨の適正な交換価値を決めて経済の安定を図るのが市場の役割だとするなら、これが正常。
輸出企業からも、これ以上の円安を願う声は消えました。
更なる円安は、一部の株価を押し上げる効果があるかもしれませんが、日本経済全体にとってはコストを上昇させることになり、供給能力を阻害して経済成長にマイナスという見方が主流だと思われます。
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