シカゴ筋ポジションの確認(7/29時点)
(7月29日) (7月22日)(増減)
カナダドル 22691 20581 +2110
スイスフラン ▲11764 ▲7380 ▲4384
ポンド 24910 27497 ▲2587
円 ▲73069 ▲53916 ▲19153
ユーロ ▲108075 ▲88823 ▲19252
NZドル 15289 15132 +157
豪ドル 39606 38793 +813
円とユーロのショート増加が目立ちます。
7月以降、特にユーロに対するドル高傾向が強まり、ユーロ/ドルは1.37→1.34。

金利差と連動しなくなったユーロドルについては、欧州債務危機によって減らしすぎたユーロ資産をニュートラルに戻すための買いは金利差と関係ない、等と説明されて来ました。
どうやらそれも、ほぼ終了との観測に加えて、ロシアへの経済制裁によって、より大きなダメージを受けるのは、米より欧。
という見方も、ユーロや欧州株に弱気に働いているようです。
ドイツの株価は、1ヶ月でマイナス8%。
イギリスと比べても急落振りが際立っており、DOWの下げなど可愛いものです。
ECBとFRBの方向性が真逆のため、更にユーロが下がるという見方も有力ですが、その場合、欧州株はより売られるのか、それともユーロ安で収益改善の見方で反発するのか、どちらでしょうか。
ドル円に関しては、米GDP4%を材料に102円の壁は突破しましたが、7月雇用統計が「やや弱」だったので、一服状態。
米インフレ率も安定し、米国長期金利が2.5%程度で停滞している以上、ドル円も再び低ボラ状態になる可能性が強まっています。
相場としては面白くないかもしれませんが、コスト高による供給制約が強まっている今の日本は、無条件に円安歓迎できる状況ではありません。































































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