シカゴ筋ポジションの確認(8/12)時点
(8月12日) (8月5日) (増減)
カナダドル 17998 21455 ▲3457
スイスフラン ▲17359 ▲18853 +1494
ポンド 18799 12121 +6678
円 ▲81097 ▲95399 +14302
ユーロ ▲126017 ▲128747 +2730
NZドル 13429 14500 ▲1071
豪ドル 29546 33300 ▲3754
前回は全てドル高方向でしたが、今回は分かれました。
特に円のショートポジションが15%ほど減少。
実際の相場では、8/5~8/12の間に102円半ばから1円ほど円高になる局面がありましたが、株価の反発と共に102円台に回復しています。
弱気予想が多いユーロは1.33台後半で底練りから反発模様。
ドイツとイタリアの四半期GDPがマイナスになるなど、欧州経済は依然心配ですが、ユーロ相場は一気に下抜けすることに抵抗しています。
利上げ期待の強かったポンドは、この1ヶ月で対ドル1.71から1.67に急落。
投資家心理は、期待から失望へと変わったようです。
ロシアと欧州の間を取り持つことが期待されるドイツ。
メルケルは時間が経つに連れて、自国の経済的なダメージを一定程度覚悟の上で、ロシアに強く対抗することを決めたようにも見えます。
これに反応しているのは債券市場で、欧州経済の一層の停滞がECBの緩和スタンスを強化する思惑で、世界中の金利が低下。
昨日の米国長期金利は一時2.3%まで下がり、2.5%から3%へ反発するよりは2%に限りなく近付くという予想が現実化しそうな状況になっています。
ウクライナ情勢は混沌とはしているものの、独仏の仲介によって17日にロシア・ウクライナ外相会談が実現するとの報道もあり、双方が対話によって妥協点を見つけられるかどうか、ロシアと欧州の経済関係が冷え切ってしまわないかどうかが、引き続き相場の浮沈を握る状況が続きそうです。































































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