« この円安で日本株は上がるのか | Main | J-REIT指数の確認(8/29時点) »

August 28, 2014

米国株のラリーは続いている

S&P500は二日続けて終値で2000を突破。
依然ザラ場では2000割れがあるものの、新たな土台作りに精を出しているように見えます。

Mice754_spmktv_g_20140826173010_2WSJが、S&P500が1000を突破した1998年2月の直前決算期97/12と、現在の時価総額トップ10を比較して図にしています。

トップ10時価総額は、1.39trillion→3.48trillion(360兆円)と、2.5倍。

昔も今もベスト10に入っているのは、エクソン(XOM)、マイクロソフト(MS)、GEの3銘柄。

それぞれの16年間成長率は、2.8倍、2.4倍、1.1倍。

GEが低いのは、98年当時にPER31倍と高すぎたのが原因でしょう。

仮にPER15倍の「普通評価」であれば、MSと同じ程度の成長率になる計算なので、過大評価時に長期投資をスタートしてはいけないという典型事例かと思います。


Sp500_2S&P500の長期チャートです。

98年に1000を越え、更にITバブルの波に乗って僅か2年で1500。
バブル崩壊で、今度は2年で半分。
そこからグリーンスパン緩和で盛り返し、5年で2倍。
住宅バブル崩壊、リーマンショックでまた半分。
そこから反発して、5年で今度は3倍。

5年で3倍というペースは年率25%にもなり、ITバブルを含めた1995~2000年と同じですから、今や過熱感イッパイでも不思議では無いのですが、2000年のS&P500のP/Eが40倍だったのに比べて、今は20倍と半分。

時価総額トップ同士を比べても、さきほどのGEの31倍とアップルの15倍で、やはり半分。

バリュエーション面での過熱感の無さが相場の持続性を感じさせる、という解釈に、一定の説得力を持たせています。

「同じ5年で3倍でもリーマンショック時は安過ぎたのだから内容が違う。This time's different、パーティは続く」のか、それともコレクションが来るのか。

まるで予想が付きませんが、日本より米国株の比率が多い状態を変える必要は無い、とは思いますね。

|

« この円安で日本株は上がるのか | Main | J-REIT指数の確認(8/29時点) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« この円安で日本株は上がるのか | Main | J-REIT指数の確認(8/29時点) »