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September 06, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(9/2時点)

       (9月2日)  (8月26日) (増減)
カナダドル   9191     5663  +3528
スイスフラン ▲13167  ▲13039 ▲128
ポンド      9448   15467   ▲6019
円      ▲117308  ▲102891 ▲14417
ユーロ   ▲161423  ▲150657 ▲10766
NZドル    10172    11841  ▲1669
豪ドル     49047   41938   +7109

ドルに対してユーロと円が売られる傾向が続いています。
トレンドは明確なので、後はどこまで行くのかが焦点となっています。

今週は、ECBがABSやカバード・ボンドを購入する非伝統的緩和策に踏み込み、ユーロが大きく売られました。

そもそもECBはフランクフルトに本拠を置き、陰に陽にドイツの影響を強く受けていたので、緩和には消極姿勢でした。

常に厳しめの金利水準によって規律を保つドイツ流が、これまでユーロを高止まりさせていたのかもしれませんが、現在のイタリア人総裁の下で、徐々に日米と同じように「ソフトな」中央銀行になりつつあるのかもしれません。

今回、ドラギ総裁が国債購入に言及しなかったのは、どこの国債を買うのかが悩ましいのと、本格的QEに反対するドイツと決定的な対立になるのを避けた結果と見られています。

ECB理事会前には、ジャクソンホールで財政出動に前向きの発言をしたドラギ総裁に対し、メルケル首相が「電話で真意を問いただした」という、微妙な関係を匂わせる報道もありました。

今後も、ドラギが緩和を提案し、ドイツがシブシブ認めていくという現在の延長線上で予測するなら、ユーロが更に大きく下がる可能性もありそうです。

金曜日に発表された米8月雇用統計は、NFPが142千人と低い数字でしたが、単月の数字で判断は変わらないと市場は考えているようで、ドル円は105円をキープ。
米国株の主要インデックスは上昇し、当初下落して始まった長期金利も、最後は僅かに上昇して2.46%で終了。

米国長期金利も、流石に低過ぎたと反省中のようにも見えるのですが、ECBの強い緩和姿勢で供給されるマネーは、今後どこに向かうのでしょうか。

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