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September 30, 2014

住商への審判が下る

Photo_2本日の住商株は▲12%

前日比166.5円マイナスの1210.5円。(小数点以下が邪魔!)

今日のレンジは、1195~1224円と、中間値から±1%くらいに収まり、評価のブレは殆どありませんでした。

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September 29, 2014

住友商事が大幅下方修正

最終利益が2500億円→100億円と、2400億円のマイナス修正。(リリース

EPSだと、200円→8円。

中間配当25円は実施するものの、期末配は未定となり、通期ベースでの減配は決定的です。

2400億円の内訳は、米国タイトオイル(シェールオイル)開発プロジェクトで減損1700億円、豪州の石炭事業で300億円の減損、ブラジルの鉄鉱石事業でも同じく500億円、米国のタイヤ事業でも200億円の損失。

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September 28, 2014

ドル高は歴史的転換なのか

2010年1月、オバマ大統領は一般教書演説において、今後5年間で輸出量を2倍にし、200万人分の国内雇用を創出するという大風呂敷を広げました。

間もなく5年。
アメリカの輸出額は、2009年の1069ビリオン$→2013年1590ビリオン$と、4年間で1.5倍。
微妙な数字ですが、何とか顔が立ちそうなギリギリと言った感じでしょうか。

現在、アメリカ製品の買い手である欧州は、ロシアとの関係悪化が景気低迷に拍車をかける格好。
日本も貿易収支の悪化や消費増税の影響で、消費の弱さが顕在化しつつあります。

このような外部環境において、再びドル安による輸出振興を打ち上げる可能性はゼロでしょう。

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シカゴ筋ポジションの確認(9/23時点)

           (9月23日)   (9月16日)  (増減)
カナダドル       3064       7544   ▲4480
スイスフラン     ▲13375     ▲11396 ▲1979
ポンド        ▲1050      ▲6581   +5531
円          ▲105422    ▲83182   ▲22240
ユーロ        ▲141965    ▲137149  ▲4816
NZドル        1841       1120    +721
豪ドル         8347       22140   ▲13793

Longchartaudusd1d
前週は円とユーロのショートポジションの巻き戻しがありましたが、今週は正常軌道(?)に復帰して、売りが増加。

豪ドルロングも大きく減少し、現実の為替相場では左図のように豪ドル/米ドルが0.88を切る、ナイアガラの滝模様となっています。


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September 27, 2014

J-REIT指数の確認(9/26時点)

Reit0926今週のJ-REIT指数は、1639→1646と堅調。
依然として、今年の最高値圏で推移しています。

それに比べて米国リート(IYR)は、今月に入って調整気分。
昨日までの下落率は、ピークの9/5から、配当落ちを含めて7%。

US-REIT市場は、金利上昇による悪影響を織り込もうとしているように見えます。

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September 24, 2014

米国金利の振り返り

10_2米国長期金利(10年債)の5年チャートです。

思えば年初は3.0%と、夢の高金利?。
しかしながら当時は、これからテーパリングが本格化するのだから金利が下がる訳がない、というムードで、多くの人が債券の空売りに参加。

ドル円は金利先高感に牽引されて105円と当時の最高値圏にあり、日経平均は16000円を越える水準。

ところがドッコイ(死語か?)、そこがピークになろうとは。

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September 22, 2014

コモディティ相場の確認

資源関連国と言えば豪州。
株価は調整局面にあり、豪州株式指数ASXは夏のピークから約5%ダウン。

為替も、豪ドル/米ドルが僅か10日程度で0.94→0.89へ急落。
ドルベースの投資家から見ると、あっという間に資産1割が消滅したムードかと思われます。

Aud_2
グラフは、豪州リート(緑)、豪州株(青)、為替(AUD/USD:赤)の比較チャート(6ヶ月)。
株と為替が、ほぼ同じような下げ方。

豪州リートは、何とかプラスリターンを維持。
株よりも不動産が好きな国民性?のせいでしょうか。

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September 21, 2014

先週の纏め~三大イベント終了~

FOMC、スコットランド住民投票、アリババIPO。
こんなハードな週は当分来ないと思われます。

最初はFOMC。

「considerable time」が残り、早期利上げ観測の後退で株高。
その一方でドル円急騰は金利差拡大観測?。

今年6月時点では2015年末時点の政策金利を1%以上と予測する委員は11人でしたが、今回は14人に増加。
米国2年もの金利は19日に0.569%まで上昇し、前週よりも高い水準で終えています。

硬軟両面あるFOMC声明を受け、株高と金利上昇の共存が出来るのか。
投資家は、コモディティ関連や高配当の公益銘柄を売るなどの模索をしながら、生き残り銘柄を選別しようとしているように見えます。

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September 20, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(9/16時点)

       (9月16日) (9月9日) (増減) 
カナダドル   7544   11630   ▲4086     
スイスフラン  ▲11396 ▲13825  +2429
ポンド     ▲6581   26727   ▲33308
円      ▲83182  ▲100673  +17490
ユーロ    ▲137149 ▲157505  +20356
NZドル   1120     9522    ▲8402 
豪ドル    22140   41229    ▲19089

円もユーロも、先週に引き続いて売りポジションの巻き戻しが起こっています。

ユーロに関しては、この間(9/9~9/16)に若干反発しているので相場と整合していますが、ドル円に関しては現実の為替市場の動向と乖離しています。

やはり、シカゴ筋とは関係ないドメドメの投機的行動や、あるいは長期的な投資家の資金移動等が起こっているということでしょうか。

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J-REIT指数の確認(9/19時点)

Reit0919今週のJ-REIT指数は、1637→1639と僅かながらも上昇。

アメリカの長期金利が上がれば、日本も連動します。

金利上昇との折り合いを上手く付けられるのかどうか、という不安もあってか、週初めは先週よりも安く始まりましたが、FOMC後の株式市場が日米共に上昇したこともあり、心理が好転して買いが戻ったという感じがします。

今後とも、J-REITが金利上昇と共存出来るのかどうかという問いは、付いて回ることになると思われます。

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September 18, 2014

considerable論争が終了し、ドル円は108円

01_60FOMCが終了し、ドル円は一気に108円台半ば。
この速度には驚きます。

半年間、事実上の102円固定相場だったドル円は、8/22に104円、9/2に105円、9/8に106円、9/11に107円、そして9/18に108円。

長期間の拘束を解かれた囚人が脱兎のごとく走り出すかのように、1週間に1円のハイペースで円は売られ、我々の保有する円資産は急速に目減り。

物価高というコストを日本人全員が負担する代わりに、一部の者がリターンを享受します。

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September 17, 2014

いよいよ秒読み、スコットランドの住民投票

FOMC→スコットランド→アリババと、なぜかイベント集中の週後半ですが、やはり気になるのはスコットランド。

最近になって日本語での関連記事が増え、独立支持が増えた理由に関し、民族自立気運というよりも、いまだにサッチャリズムの影響が残る金融中心主義への対抗心が大きなドライバーとなっているとの解説が増えてきました。

独立派の中心にいるSNPこと「Scottish National Party」の訳が、国民党なのか民族党なのかはともかく、主張は左派です。

代表のアレックス・サモンド(59歳)は、エジンバラ近郊のリンリスゴーの生まれ。

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September 15, 2014

1億人が漂流する ~中国・都市大改造の波紋~

9月13日に放送されたNHK-BSドキュメンタリー「1億人が漂流する ~中国・都市大改造の波紋~」は、中国で格差社会是正の切り札として繰り出された「都市大改造」を取り上げています。

農村から都市にやって来た「農民工」は、約1億人。
その多くは「城中村」と呼ばれる、非合法建築の安アパートに住んでいます。

「スラム街」にも見える城中村を再開発し、希望する農民工には都市居住証を発行して、将来的には、都市戸籍と農村戸籍の一体化を目指す。

中国共産党が「城鎮化」と呼ぶ、この都市化政策は、「農民工市民化」とも呼ばれ、農民の都市定住を促し、格差を是正し、人口集中による消費主導型経済への転換を目指す、一気に三得(?)の重要政策と位置づけられ、李克強は「人にやさしい政策だ」と理解を求めています。

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September 14, 2014

アリババ好評価でソフトバンクはいくらになるか

アリババへの評価は日増しに上がっているようです。

バロンズは、「株価80$か($80 stock price looks possible.)」といった記事を書いています。

仮上限66$→80$で約2割アップになります。

仮に今、ソフトバンク株に織り込まれていたのは66$で、それが80$に変化したとします。

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September 13, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(9/9時点)

       (9月9日)  (9月2日) (増減)
カナダドル  11630     9191   +2439  
スイスフラン ▲13825 ▲13167  ▲658
ポンド     26727    9448  +17279 
円      ▲100673  ▲117308 +16635
ユーロ   ▲157505  ▲161423 +3918
NZドル   9522    10172   ▲550
豪ドル    41229   49047   ▲7818

Dxy0913大きく売られ続けてきたユーロですが、今回は売りポジションが減りました。
ユーロ比率の高いドルインデックスを見ると、ちょうど9/9にピークを打っています。

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September 12, 2014

J-REIT指数の確認(9/12時点)

Reit0912今週のJ-REIT指数は、1635→1637と僅かながらも上昇。

2週間前には2.3%台だった米長期金利が、先週は2.4%台、今週は2.5%台と「急騰(?)」。
同じく0.5%を切っていた日本の長期金利も、今日は0.57%と、短期間で率にすると2割近くの上昇。

そのためか、J-REIT指数も10日には1617と、久々に押し目らしい押し目がありましたが、円安による株高効果もあって持ち直しました。

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September 11, 2014

ソフトバンク(SB)が高い

Softbank衝動的に、昨日からSBに参戦しました。

改めてチャートを確認すると、なんて無駄に上下動が多いんだ、という印象です。

今回の材料は無論、アリババのIPO。

果たして、どのくらいが既に織り込まれているのか読みにくいのですが、仮条件上限で決まり、初値が公募以上で付く期待を好感するくらいの余地は持ち合わせているように感じられます。

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なぜそんなに円安を急ぐのか

01_h昼過ぎに、一時107円台にタッチ。
性急すぎる円安スピードです。

早期利上げ観測が高まった?
当局周辺からは、ハト、タカ、両方出ています。

来週のスケジュールは非常に微妙で、まずは16~17日がFOMC。
何が出ようと出まいと、ここでは「Sell the Fact」の可能性大。

15日は日本が休場なので、直前逃亡の動きが一部12日に前倒しされる可能性もありそうです。

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September 10, 2014

伊藤園が、ようやく下げ止まりか

Photo稼ぎ時の夏場が天候不順で、9/1に上半期決算(5~10月)の純利益を40%も下方修正した伊藤園。

株価は下がり続け、公表前の2415円に対してザラ場安値が2196円と約1割安。

今日は前日比+32円の2239円となり、ひとまず2200円がアンカーとなって、下げ止まった感があります。

ちなみに伊藤園は通期業績を修正せず。
EPSを守るために一番簡単なのは広告費削減ですが、それで売上が落ちないのかどうか不明です。

なお、中長期的には緑茶の海外展開に期待できるという見方が、株価歯止めの一つではあるようです。

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三菱商事が上方ブレイク

Shouji0910なかなか越えられなかった2200円を一気に突き抜けて、出来高は通常の2倍。

長期的に見ると、2400円近辺にやや壁がありそうですが、そこを越えると3000円まで特段の抵抗帯は見当たりません。

3000円でも、予想PERは12.4倍。

しかし、なぜこのタイミングで買われるのか。

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September 08, 2014

20年の強い連動、米金利と日本株

今日の日経記事、「20年の強い連動、米金利と日本株の3つの謎 」。
まあ謎というのは大げさですが、着眼点は日頃私が考えていることと共通点があって興味深く読みました。

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第一の謎は「米長期金利はなぜ米株より日本株との連動性が強いか」。

これは記事にもあるように、高金利がドル高・円安を呼んで日本株を牽引するからと考えて、まず異論無いところです。

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ポンド急落

10_60為替市場の動きは、時に理由が良く分からないことも多いのですが、これはもう、「スコットランド世論調査で独立派初のリード」のニュースが原因としか考えられません。

先月下旬に放送された「激動スコットランド ~イギリスからの独立 投票の行方~」を見た印象では、主に貧困層が独立支持、富裕層は独立反対という傾向が感じられました。

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September 06, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(9/2時点)

       (9月2日)  (8月26日) (増減)
カナダドル   9191     5663  +3528
スイスフラン ▲13167  ▲13039 ▲128
ポンド      9448   15467   ▲6019
円      ▲117308  ▲102891 ▲14417
ユーロ   ▲161423  ▲150657 ▲10766
NZドル    10172    11841  ▲1669
豪ドル     49047   41938   +7109

ドルに対してユーロと円が売られる傾向が続いています。
トレンドは明確なので、後はどこまで行くのかが焦点となっています。

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J-REIT指数の確認(9/5時点)

Reit0905
今週のJ-REIT指数は、1649→1635と、1%弱の下落。

「先週休めなかったので、ようやく休みが取れました」のチャートになっています。

踊り場なのか、ピークアウトなのかは、今後の金利次第かと思われます。

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September 05, 2014

ECBが追加利下げ

ユーロ急落、ECBが予想外の追加緩和発表(ロイター)。

元ゴールドマンサックスのドラギECB総裁が、お得意のサプライズ。

03_60ユーロドルは1.315→1.295と急落。
100円台換算で2円規模の急降下は、なかなか見ることが出来ません。

ECBはABSの買い取りも決定。

以前、日本→アメリカ→欧州の順で量的緩和の「権利を行使」するのではと書いたことがありますが、先進国の緩和レースは、アメリカに周回遅れで欧州が参加してきました。

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September 03, 2014

金利上昇に強い資産、弱い資産

朝起きたら、ドル円は105円になっていました。
相場心理は性急です。

10yintそれと呼応するように、昨日のNY市場では長期金利が2.34%→2.42%へ上昇。
いよいよ反転上昇かと色めき立つ人もいそうです。

CFTCのデータで、10年物米国債先物が8/26時点で1年1ヶ月ぶりにネットロングに転じたというニュースから、今後はショートカヴァーによる債券買いが無くなって、むしろ金利が上昇しやすくなったとの思惑も発生しているようです。

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September 02, 2014

東京市場でドル高円安が進む

為替市場の基本トレンドはドル高ですから、主戦場はNYタイムですが、今日は昼間の東京タイムでもドル円が50銭ほど買われて、一気に104円台後半に進行。

これを書いている18時半現在は104.9円と、105円目前です。

特に目立った材料は無かったように思われますが、アジア時間を主体とする市場参加者の間でも、基本トレンドを追認する動きが広がった事を意味しているものと思われます。

繰り返しになりますが、これ以上の円安水準は日本経済全体へのプレゼントではありません。
しかしながら、東京株式市場は輸出企業が主体ですから、株価には恩恵です。

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September 01, 2014

1ドルも1ユーロも100円?

本当にそうなったら、分かりやすさは抜群ですが、ゴールドマンサックスがユーロの長期予想を大幅に切り下げ、2017年にパリティ(ドルと1対1)としました。(U.S. Dollar Will Achieve Parity With Euro by 2017, Says Goldman

理由としては、やはり金利差。
特に、為替相場と相関が強いと言われる2年もの金利の差に、相場がキャッチアップしていないとしています。

2_2グラフは米独2年もの金利のチャートですが、いわゆる「鰐の口」状態。

アメリカの長期金利は、1年前の2.6~2.9%レンジから今は2.3%台へと下がっていますが、流石に利上げを織り込む2年金利は、「じわっと上へ」というムードです。

欧州とアメリカの金融政策の方向性の違いに加え、ウクライナ問題が長期化した場合の影響等も考えると、欧州投資を引き上げてアメリカに戻す動きも広がると考えるのは妥当なところです。

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