先週の纏め~三大イベント終了~
FOMC、スコットランド住民投票、アリババIPO。
こんなハードな週は当分来ないと思われます。
最初はFOMC。
「considerable time」が残り、早期利上げ観測の後退で株高。
その一方でドル円急騰は金利差拡大観測?。
今年6月時点では2015年末時点の政策金利を1%以上と予測する委員は11人でしたが、今回は14人に増加。
米国2年もの金利は19日に0.569%まで上昇し、前週よりも高い水準で終えています。
硬軟両面あるFOMC声明を受け、株高と金利上昇の共存が出来るのか。
投資家は、コモディティ関連や高配当の公益銘柄を売るなどの模索をしながら、生き残り銘柄を選別しようとしているように見えます。
19日午前は、スコットランド一色。
twiiterで、#ScotlandDecidesを見ていると、公式発表前から反対派勝利情報が多く、ポンド/ドルはスルスルと上昇し始めたので一安心。
離婚するよりも、離婚を材料に交渉した方がお得。
スコットランド住民は、評判通りに賢明な人たちでした。
夜にはアリババ。
昼の香港紙が、「グレー・マーケット(相対取引)」で87.2米ドルと伝えたとの報道があり、ホットディールが予想されていました。
やはり、簡単には寄り付かず、ようやく午前1時前に92.7$。
終値は93.89$。
時価総額は、231.44ビリオン。(ヤフーUSA表示)
109円換算で、25兆2000億円。
ソフトバンクの持分が32%で、8兆円。
この内、どのくらいがサプライズなのか。
仮上限68$を基準にするなら、2兆円のボーナス。
この半分を時価総額に織り込むとしても、過去最高値9320円をブレイクすることが計算上は可能ですが、果たして週明けのSB株はどうでしょうか。
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