シカゴ筋ポジションの確認(9/16時点)
(9月16日) (9月9日) (増減)
カナダドル 7544 11630 ▲4086
スイスフラン ▲11396 ▲13825 +2429
ポンド ▲6581 26727 ▲33308
円 ▲83182 ▲100673 +17490
ユーロ ▲137149 ▲157505 +20356
NZドル 1120 9522 ▲8402
豪ドル 22140 41229 ▲19089
円もユーロも、先週に引き続いて売りポジションの巻き戻しが起こっています。
ユーロに関しては、この間(9/9~9/16)に若干反発しているので相場と整合していますが、ドル円に関しては現実の為替市場の動向と乖離しています。
やはり、シカゴ筋とは関係ないドメドメの投機的行動や、あるいは長期的な投資家の資金移動等が起こっているということでしょうか。
先週、ドル円が107円の段階で、年内にも110円に到達してしまうかもしれないと心配(?)していましたが、とんでもハップン(死語か)。
あわや今週タッチしてしまうのではないかと、109.48円までありました。
この円安スピードには驚愕する他ありません。
今や110円は時間の問題と意識され、ヘッジファンドは120円目標を口にしています。
比較的穏当なエコノミストでも、来年115円くらいは言わないといけないような空気。(50円説の人はどうした?)
あわよくば104円以下で買い戻したい、と思っている私の指値は浮いています。
通貨価値を下落させれば、全てのモノの価格は上がるので、株価も地価も当然に上がります。
ついでに世界の借金王である政府の実質債務も軽減されます。
財務省から派遣された黒田日銀総裁は、物価を上げることしかコミットせず、雇用の最大化(maximum employment)に責任を持たされているFRB議長とは雲泥の差があります。
9/18に日銀が公表した資金循環統計によると、6/末の家計の外貨建て資産は41.5兆円と3月の40.1兆円から1.4兆円増加しているものの、全体に占める比率は2.5%と変わらず、円安で換算値が増えただけの様です。
日本人のホームバイアスは揺るがないのか。
それとも底流では、何か変化の兆しがあるのでしょうか。































































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