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September 02, 2014

東京市場でドル高円安が進む

為替市場の基本トレンドはドル高ですから、主戦場はNYタイムですが、今日は昼間の東京タイムでもドル円が50銭ほど買われて、一気に104円台後半に進行。

これを書いている18時半現在は104.9円と、105円目前です。

特に目立った材料は無かったように思われますが、アジア時間を主体とする市場参加者の間でも、基本トレンドを追認する動きが広がった事を意味しているものと思われます。

繰り返しになりますが、これ以上の円安水準は日本経済全体へのプレゼントではありません。
しかしながら、東京株式市場は輸出企業が主体ですから、株価には恩恵です。

Longchartusdjpy1w_2左は、ドル円の週足です。

ついに昨年末の105円に面合わせしそうになっており、そこを明確に超えるとトレンドフォローの勢いが増して、しばらくは真空地帯を駆け上がる可能性が高いというのが相場のお約束です。

金曜日には雇用統計がありますが、米国長期債券市場から、長期金利上昇という最強の援軍が送り込まれるかどうかが最大のポイントとなると思われます。


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