シカゴ筋ポジションの確認(10/7時点)
(10月7日) (9月30日) (増減)
カナダドル ▲7452 ▲4566 ▲2886
スイスフラン ▲12419 ▲12557 +138
ポンド ▲1075 3589 ▲4664
円 ▲112551 ▲120878 +8327
ユーロ ▲146212 ▲137525 ▲8687
NZドル ▲100 64 ▲164
豪ドル ▲26486 ▲2017 ▲24469
目立つのは、豪ドルのショート増加です。
NZドルもネットショートに転じました。
原油を中心に、最近の商品相場の下落がオセアニア通貨を直撃。
円やユーロに比べると堅調だっただけに下げ余地は大きいとの見方もあり、ドル高が一服した間隙を縫って攻撃されている印象です。
グラフは、CRB指数と豪ドル/米ドルの相関ですが、ほぼ同じ動きをすると考えて良さそうです。
昨日のNY市場では、ひとまず原油(WTI)が下げ止まりましたが、予断は許しません。
ドル円は、短期的な上昇エネルギーを使い果たし、当面の関心はどこまで下げるのか。
株価次第というところもありますが、107円を割る可能性はあるが105円台までは落ちない、というのがコンセンサスのような気がします。
昨日10日も米国株式市場は続落で、特にバリュエーションで割高なNASDAQは▲2.3%と大きめの下げ。
アリババは終値ベースでの上場来安値、ツイッターは9%も下落。
但し、DOWもNASDAQも200日線を割り込み、調整終了の可能性を探る動きも出てくるように期待されます。
今は原油市場が株式を振り回している印象なので、そちらが落ち着くのかどうかを皆気にしているのではないでしょうか。
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