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October 16, 2014

NYDOWは一時460$安

Dow101515日のDOWは、173$下がって16141$で終了しましたが、ザラ場安値は終値よりも286$安い15855$。

私は事前に、▲500$は覚悟していたので、予想以上にリバウンド力があるという印象です。

DOWは、15855$を基準にすると、9/19の直近高値からの下落率が約9%。
S&P500のザラ場安値は1821で、これは直近高値2019の10%安。
NASDAQは同様に、4117で、4611の11%安。

どのインデックスも、10%超の値下がりには反発する傾向です。

DOW30銘柄は全敗ではなく、ナイキ、ATT、スリーエム、GE、JNJ、デュポンの6銘柄がプラス引け。

米長期金利は一時1.87%、ドル円は105円20銭と、ミニパニック的な動きもあり、総合的に見て、短期的な「泡」の相当部分が剥落し、下げ止まりのための条件を一部満たしたように感じられます。

そもそも今年の相場は楽観的過ぎていて、地政学リスクや世界の景気後退、さらにはエボラ等の悪材料に対する織り込みが少なすぎたので、その鈍感さのツケが回ってきているというのが実状だと思います。

ここまでの下げによって、一定の打たれ強さは出来たと思いますが、リスクを定量化できないのがエボラ。

空気感染しないのは確かなようですが、HIVウイルスは性器だけを覆っておけば、まず大丈夫なのに、エボラは全身を覆っていても僅かな不注意で感染するのか、という印象が恐怖を煽ります。

明るい材料としては、治療法がない訳ではないこと。

代表的な回復例である医師のケント・ブラントリー氏には、未承認薬「ZMapp」と血清が投与され、どちらかが効いた可能性があります。

今は、血液型が合えばブラントリー氏の血清が提供されていますし、日本の富山化学工業(富士フィルム66%、大正製薬34%出資)の「ファビピラビル」がフランス人患者に効果があったとされています。

スペインの患者は1週間前、深刻な生命の危機と伝えられていましたが、今朝のニュースによれば、食事を取り、電話が出来るほど回復したと報道されています。

これまで先進国は、エボラをアフリカの風土病と考え、どうせビジネスにはならないと思ってマトモに研究していませんでした。

逆に言うと、真剣になれば急速に対処法が進む可能性もあります。

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