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November 13, 2014

コモディティ銘柄の確認

OPECの減産可能性は後退とのニュースが流れ、ドルは中長期で強気優勢。

金も原油も弱気相場が継続中ですが、もしも市場に先見性があるなら、商品相場よりも先に株式市場が先行きを教えてくれる、ということはあるのでしょうか。

日本で「金」と言えば、住友金属鉱山(5713)。
中間決算は、上方修正かつ増配。

驚いた市場は慌てて買いに走り、決算発表後の3日間で、株価は10%も上がりました。

ここの決算は、ニッケルに大きく左右されます。

Photo_3
チャートのとおり、ニッケル価格は大きく振れていますが、今上半期は前年同期より高く、さらには円安も貢献して、通期純利益予想は770億円から1060億円に修正されました。

現在のPERは8.7倍、予想配当利回りは2.9%です。

金価格の将来を織り込みそうな銘柄といえば、カナダのバリック・ゴールド社(ABX)かと思われますが、同社と金ETF(GLD)の比較チャート。

Photo

下げ止まりの気配があると言えるかもしれませんが、微妙なところ。
しかも、夏までは同じくらいの下げ方でしたが、最近は金そのものよりも激しく下落。

これは更なる金価格の下げを織り込んでいるのか、と疑いたくなります。

株価は10年来の安値。
3年前の5分の1水準となり、バーゲンハンティングの対象にはなっています。

原油と言えば、エクソンとシェブロン。

Photo_2
グラフは、両社とETFの「OIL」を比較したものですが、原油自体の先安感が払拭されない現在でも、両社の株価は反発に転じています。

これは、原油価格の底打ちを織り込んだというよりは、メジャーは川上の油田掘削だけでなく、川下の精製事業もやっているので、製品原価が下がることの恩恵を受ける立場でもあるからと解説されています。

ガソリンが下がって消費が増えれば、石油加工製品は売れるという側面もあります。

原油が上がれば儲かるし、下がっても歯止めがかかる。
流石によくヘッジされた企業体であるとは言えそうです。

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