シカゴ筋ポジションの確認(12/9時点)
(12月9日) (12月2日) (増減)
カナダドル ▲14362 ▲18389 +4027
スイスフラン ▲22097 ▲22922 +825
ポンド ▲23602 ▲31014 +7412
円 ▲104136 ▲111160 +7024
ユーロ ▲136912 ▲159279 +22367
NZドル ▲2295 ▲1680 ▲615
豪ドル ▲45013 ▲41110 ▲3903
資源安に引っ張られたオセアニア通貨以外は、増減がプラス。
好調な雇用統計という材料はあったものの、これまでのドル高株高ポジションの巻き戻しが発生。
ドルインデックスは90到達の後、88台まで下がっています。
この間、ドル円の実勢相場は122円に迫る局面がありましたが、現在は118円台後半。
株価の急落ぶりと比較すれば下げ渋り。
依然として市場は、株高よりも円安の持続性を信じているようです。
米国株は、概ね50日MAまで調整。
原油関連は無論ですが、同じく配当狙いの投資家が多い通信銘柄が、競争過多による業績懸念で売られていることも、指数の下げを牽引しています。
原油の下げは基本的に先進国経済にプラスですが、原油価格の高止りがリスク資産の全体水準を高レベルに維持してきた部分があるので、今は後者のネガティブ効果が前面に出てきています。
幸か不幸か株価が高値圏にあり、クリスマス前であることも売りを正当化しています。
原油は40$まであるという前提で考えるべきだと思いますが、その時株価は比例して下がる訳ではないので、先ほどのプラスマイナスが均衡する点を市場は模索しています。
なお、ロシアのルーブル、ブラジルのペトロブラス、ベネズエラなど数々の時限爆弾があるので、これらに火がつくような事態となると更に方程式は複雑化し、さきほどの均衡点が下がってしまうリスクも投資家を脅えさせています。
今一度シートベルトの締め具合を確認し、しばらくは慎重な観察姿勢が求められる局面。
米国株は債券ETF以外を3分の1ほど売って、動きやすいようにしました。































































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