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December 31, 2014

2014年の振り返り

まずは成績ですが、配当等も含めて概算+1400万円。

数字的には目標以上ですが、ドルベースでみた自分のバランスシートは、ほぼトントン。
円安ヘッジが、想定通りの働きをしたというだけに過ぎません。

Dxyグラフはドルインデックスですが、年後半に1割以上も上昇していることが象徴するように、経済はアメリカの一人勝ちの様相でした。

一方で原油は急落し、アメリカの中東依存度は低下。

中東における米軍プレゼンスの低下はイスラム過激派の台頭を許す原因ともなり、ウクライナ情勢の流動化とも合わせて世界の既存秩序が揺らぎ、エボラもあり、脅えた資金がアメリカ国内に舞い戻る傾向を強めることにもなりました。

ドル需要の強さは、米国長期金利の上昇という当然の予想(?)さえ、覆しました。

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December 29, 2014

激安スマホ時代がやってくる

616rrsf4hul_aa278_pikin4bottomright「激安スマホ時代がやってくる!―週刊東洋経済eビジネス新書No.86」は、激安スマホを検討している人、激安スマホで業界がどう変化するのかを考えたい人、どちらにも役に立つと思われます。

一言で言うと、スマホ業界は戦国時代に突入。

今や、小米(シャオミ)を知らない人は少なくなりましたが、中国で次にシェアが多い「酷派(クールパッド」となると日本ではまだ無名。
しかし、シャオミのシェア12.6%に対し、酷派は11.5%と肉薄。(2014年4-6期)

インドでは、サムスン28.8%に対し、新興電機メーカー「マイクロマックス」が17.8%のシェア。

あの鴻海(ホンファイ)が、自社ブランドで参入してくるとの観測も絶えません。

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December 27, 2014

J-REIT指数の確認(12/26時点)

Reit1226
今週のJ-REIT指数は、1866→1882と、0.9%上昇。
クリスマス休暇中の投資家も多く、取引量は減っているものの、依然として先高感に包まれています。

日経新聞は、「REIT指数、2000超えも」という記事。
ちなみに2007年のリートバブルでは、その2000を超えてから上昇が加速しましたが、それを前提に買うことは無理です。

長期金利は1週間で、0.35→0.32%へ低下。
国債の利回りは、4年ものまでマイナス。

マイナス金利の背景には、ドイツ国債も同様に4年ものまでマイナス金利であることや、ドル需要が強いので逆に円調達コストが低下してマイナス金利でも利鞘が稼げる海外投資家の存在など、一定の経済合理性が存在するものの、やはり不自然。

株式やリートに投資する人が、直接マイナス金利を意識している訳ではないでしょうが、ある意味で異常な低金利環境で形成されている資産価格であるということは、意識しておく必要があると思われます。

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December 26, 2014

ドルベースで今年を振り返る

N225ドル建て日経平均は、1年以上ボックス圏。
年初来ではマイナス。

外人勢は、日本株を買うと同時に円を売らないと利益が出ません。
強い経済ではなく、弱い円が戻って来ました。


個人投資家のAさんが年初、1000万円持っていたとします。
ドルベースだと、95240$です。(105円換算)

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December 24, 2014

NYDOWは18000$突破

Dow1223
クリスマス休暇中、NYDOWは静かに18000$を越えました。

PERは17.3倍の表示。
過熱感の有無については評価が分かれるところです。

米2年金利は0.73%と、10月の最低0.31%から40bsp以上ジャンプ。

一方で米10年金利は、やっと2.26%。
こちらは10月の最低2.14%から僅かに12bspのアップ。

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December 20, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(12/16時点)

        (12月16日) (12月9日) (増減)
カナダドル  ▲15694    ▲14362 ▲1332
スイスフラン ▲3655     ▲22097 +18442
ポンド    ▲14552    ▲23602   +9050
円      ▲86927    ▲104136  +17209
ユーロ   ▲126655   ▲136912  +10257
NZドル   ▲639     ▲2295   +1656
豪ドル   ▲34253   ▲45013   +10760

カナダドル以外は増減がプラス。
FOMCを直前に控えて、ポジション調整が主流だったようです。
鉄壁の円ショートも、珍しく15%以上減りました。

FOMC声明文での「considerable time」は、

『この方針は、長期インフレ期待が良く抑えられており、物価上昇率がFOMCの長期目標値である2%を下回る水準にとどまるとの予測が続くようなら、証券購入政策が10月に終了した後も「相当の期間」は現在の0.0~0.25%というFF金利の誘導目標範囲を維持するのが適切である可能性が高いとした以前の声明に矛盾しないと考えている。』(日経新聞)

とあるように、あくまで引用の取り扱い。
注目を逆手に取り、あっても無くても良いような文章を挿入し、わざわざ単語だけは残す巧妙な作文でした。

従って、スタンスは利上げに大きく傾いている訳ですが、肝心の物価が上がる気配がありません。
米労働省が17日発表した11月の消費者物価指数(季節調整済み)は、前月比で0.3%の低下でした。

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December 19, 2014

J-REIT指数の確認(12/19時点)

Reit1219
今週のJ-REIT指数は、1864→1866と、週間ではほぼ横ばいですが、今日は2%上昇

少し休憩が必要なタイミングでしたので、25日移動平均線の接近を待って反発。

FOMC終了でリスクオンというタイミングとも共鳴し、依然として先高感が強い相場となっています。

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December 18, 2014

アメリカがキューバと国交正常化交渉を開始

Photo
ケネディ暗殺の重要な背景とも言われる「ピッグス湾事件」から半世紀あまり。
アメリカとキューバの関係は、劇的に改善される見通しとなりました。

アメリカの経済界がキューバを見る目は、日本がミャンマーを見るのと同じでしょう。

『すぐ手の届くところに教育水準が高く、手垢の付いていないフロンティアがある。そこに中国をはじめ、各国が手を伸ばしている。これ以上待っていたら手遅れになってしまう。』

昨日のNY市場で、ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)が、+6.6%。
キューバに投資していない投資ファンド「CUBA」は、期待と勘違い(?)で+29%の急騰を見せました。

WSJによると、米国民の観光目的でのキューバ渡航は、今後も違法であることに変わりはないものの、親族訪問や報道、専門的な研究、貿易業務、医療など12のカテゴリーについては既に例外となっており、オバマ政権はこの例外規定を拡大させるとのことです。

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December 17, 2014

ロシアルーブルが暴落

原油とロシア関連は動きが激しすぎ、数値を拾っている間にも変わってしまいそうですが、16日NY終値時点で、WTI先物が55$台(年初来で▲45%)、ルーブルの対ドルレートは0.0147(同じく▲47%)、ロシア株式指数RTSは630(同▲56%)。
要するに、1年で半分。

通常、為替のボラティリティは株式や商品よりも低いので、ルーブルの変動が実体経済に最もインパクトが大きいかもしれません。

ロシアの政策金利は、年初の5%台から17%に。
16日には一気に6.5%も上げましたが効果は短く、ルーブルは更に売られました。

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So-net(ソネット)利用者は注意

ソネットのメールアカウントは連絡を受信する以外、全く利用していないのですが、ここ数日で急にスパム(日本語)が増えました。

これは、ソニーピクチャーズの個人情報漏洩事件とタイミングが一致しており、何らかの関係があると考えるのが自然です。

もし、ソネットでメールを利用している場合は、その内容が全て漏洩したという最悪のケースも想定しておくべきかと思います。

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December 14, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(12/9時点)

       (12月9日)  (12月2日) (増減)
カナダドル  ▲14362   ▲18389  +4027
スイスフラン ▲22097   ▲22922  +825
ポンド    ▲23602    ▲31014  +7412
円      ▲104136   ▲111160 +7024
ユーロ   ▲136912   ▲159279  +22367
NZドル   ▲2295    ▲1680   ▲615
豪ドル  ▲45013    ▲41110   ▲3903

資源安に引っ張られたオセアニア通貨以外は、増減がプラス。
好調な雇用統計という材料はあったものの、これまでのドル高株高ポジションの巻き戻しが発生。
ドルインデックスは90到達の後、88台まで下がっています。

この間、ドル円の実勢相場は122円に迫る局面がありましたが、現在は118円台後半。
株価の急落ぶりと比較すれば下げ渋り。
依然として市場は、株高よりも円安の持続性を信じているようです。

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J-REIT指数の確認(12/12時点)

Reit1212
今週のJ-REIT指数は、1852→1864と、0.6%の上昇。

日経平均は3%下落しましたが、「株安→債券へ逃避→低金利→REIT買い」の鉄壁ロジック(?)が作動。

株が上がれば一緒に上がり、下がっても買いと、良いところ取りの官製・金融相場となっています。

J-REITの中でもレジ系が好調ですが、一方で一般の不動産銘柄は、この上昇相場に付いて行けていません。

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December 12, 2014

日本人のためのピケティ入門

51zrz0as9l_sy344_bo1204203200__2ピケティの「21世紀の資本」が書店に並んでいますが、あまりに高額(5940円)かつ大部。

「日本人のためのピケティ入門: 60分でわかる『21世紀の資本』のポイント」は、コンパクトな解説本です。

ピケティは、2世紀にも渡る膨大な税務資料から、「資本収益率(r)>経済成長率(g)が成立する」ことを実証的に確認したということですが、これに対しては異論もあります。

しかしながら、漫然と感じていた格差拡大に理論的なバックボーンを与えたという意味で、特にいわゆるリベラル派にとっては、非常に使い勝手の良い道具として歓迎されています。

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December 11, 2014

疾風に勁草を知る

10日のDOWは▲268$。
ナイキ(NKE)だけが上昇。

WTIは60$割れ寸前。
金は崩れない。

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December 10, 2014

ロシア株に血は流れているか

ジム・ロジャーズが今年5月、中国とロシア株を買い推奨していました。
もし今もHOLDしているなら、中国は大儲け、ロシアは大損のはずです。

この時彼は、「流血の時こそ買いだ」と言ったとされていますが、原文は、18世紀にロスチャイルド男爵が語ったとされる「Buy When There's Blood In The Streets」。

経済制裁、原油安、ルーブル安に見舞われている今のロシア市場にこそ、似合う言葉にも感じられます。

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December 07, 2014

燃油サーチャージは、どこまで下がるのか

2001年から導入された燃油サーチャージ制度。
原油安による減額期待が高まっています。

具体的な適用金額については航空各社で差異がありますが、原則シンガポールで取引されるジェット燃料のケロシン(成分的には灯油)の価格に基づいて付加される仕組みとなっています。

以下は、ANAの場合。

現在、最も高いのが欧州・北米等の路線に適用される21000円(片道)。
過去の最高値は、2008年10-12月の33000円。

4割近く安くはなっていますが、1年前と変わらず。
感覚的にはもっと下がって良いだろうと思うのが自然です。

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シカゴ筋ポジションの確認(11/25時点)

       (12月2日) (11月25日) (増減)
カナダドル  ▲18389  ▲16341  ▲2048
スイスフラン ▲22922  ▲23424   +502
ポンド    ▲31014   ▲30666   ▲348
円      ▲111160  ▲104380  ▲6780
ユーロ   ▲159279   ▲165080  +5801
NZドル   ▲1680    ▲2294    +614
豪ドル   ▲41110   ▲44088   +2978

増減を見ると、最大の動きは円ショートの増加で、残りはバラバラ。
雇用統計前で、円売り以外はポジション調整もあったということかと思われます。

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December 06, 2014

J-REIT指数の確認(12/5時点)

Reit1205
今週のJ-REIT指数は、1827→1852と、1.4%上昇。

流石に利益確定の動きも目立って来て、木曜日には2%下落。
しかし、そこでは日銀が13億円買っていたことが分かって、金曜日は再び上昇気運。

これで4週連騰となりました。

代表的なJ-REITのETFである、(NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信(証券コード:1343)の売買代金を見ると、1日あたりの平均が先週の1.7倍にもなっており、いまだに物色意欲は盛んなようです。

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December 05, 2014

エクソンは原油価格が40$でもやれる

エクソン・モービルのCEO「レックス・ティラーソン」は3日、CNBCに出演し、「我々の投資は10年単位であり、原油価格の振れ幅が40$~120$であることを前提に判断している」と、逆風を乗り切ることに自信を見せました。

さらには、「こうした(原油安の)状況において、我々は原点に戻る必要がある。重要なのは、キャッシュと投資判断に留意し、全てに自制心を持つこと」
「この業界の参入障壁は低い。特に今は低金利なので、多くの人々がやってくるだろうが、成功する者は選別されるだろう」などと語っています。

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December 04, 2014

bitcoinのチャート

Bitcoin
解説は不要かと思います。


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December 03, 2014

金の下げ渋りがハッキリしてきたか

twitterに、金、銀、原油、CRB指数の比較チャートを投稿しました。

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原油市場は、減産催促相場

昨日のNY市場では、原油ETFや小型の石油開発株、リグ関係等は下げたものの、エクソンとシェブロンは上昇。
原油関連銘柄の中でも選別が進んでいる印象です。

原油価格が半年で4割も下がった要因は、供給過多による「油の余剰」だと報道されています。
じゃぶじゃぶマネー政策が続けば原油は上がるというのが過去の例でしたが、今回は原油がジャブジャブになったのです。

A glut of oil?/Econbrowser」という記事が背景数字を纏めているので、その骨子を紹介します。

最初のグラフは、カナダの原油生産高の推移。

Canada_oil_prod_nov_14


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December 02, 2014

シカゴ筋ポジションの確認(11/25時点)

       (11月25日) (11月18日) (増減)
カナダドル  ▲16341    ▲19917  +3576
スイスフラン ▲23424    ▲22116  ▲1308
ポンド    ▲30666    ▲22829  ▲7837
円      ▲104380   ▲92454  ▲11926
ユーロ   ▲165080   ▲168730  +3650
NZドル    ▲2294   ▲1247   ▲1047
豪ドル    ▲44088   ▲37602  ▲6486

ドル高の勢いが一服しており、方向性はマチマチの中、最も大きく動いているのは円ショートポジション。
短期的な上下はあっても、中長期的には「円売りドル買い」のトレンドが継続するとの見方が圧倒的に優勢です。

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