J-REIT指数の確認(12/26時点)
今週のJ-REIT指数は、1866→1882と、0.9%上昇。
クリスマス休暇中の投資家も多く、取引量は減っているものの、依然として先高感に包まれています。
日経新聞は、「REIT指数、2000超えも」という記事。
ちなみに2007年のリートバブルでは、その2000を超えてから上昇が加速しましたが、それを前提に買うことは無理です。
長期金利は1週間で、0.35→0.32%へ低下。
国債の利回りは、4年ものまでマイナス。
マイナス金利の背景には、ドイツ国債も同様に4年ものまでマイナス金利であることや、ドル需要が強いので逆に円調達コストが低下してマイナス金利でも利鞘が稼げる海外投資家の存在など、一定の経済合理性が存在するものの、やはり不自然。
株式やリートに投資する人が、直接マイナス金利を意識している訳ではないでしょうが、ある意味で異常な低金利環境で形成されている資産価格であるということは、意識しておく必要があると思われます。
今週のトピックとしては、住友不動産が松濤の旧都知事公館671坪を43億6800万円で落札しました。
過去に大使館用として48億円で売り出した経緯があり、1割ほど安くはなりましたが、都のお荷物に買い手が付きました。
坪あたり650万円。
ここは一種住専で容積率150%。
マンションにした場合、売値は坪800万円くらいの出来上がりイメージになると思われますので、広尾・麻布周辺等のトップクラスとも競合します。
二番札は、三菱地所レジデンスの40億3150万円(坪600万円)で、他社の入札はなし。
全てトップダウンで決まる(?)住不ならではの決断といったところでしょうか。
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