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January 06, 2015

1/5のNY市場で原油は50$割れ

東京市場でユーロ安トレンドが確認されたこともあり、バトンを受けたNY市場では「原油売れ!」。

DOWは300$を越える下げ。
WTIは、期近の2月ものが一時50$を割り、長期金利は2.03%まで低下。

今年のメインシナリオ通りの展開なので、サプライズはありません。

原油の下げはドルの価値をサポートするので、ドル円の下げは限定的。
ボラタイルな日本株の押し目を狙うよりも、ドルの押し目を買う方がリスクが低い事を示していますが、株屋がFXを勧めることはありません。

慌てた投資家は安全な場所を探し、DOW30銘柄では医薬のメルクだけが上昇。
金も避難需要で買われました。

US-REITのETFである「IYR」も小幅に上昇。
クレジットが高い利回り資産は手放すな、という投資家心理が見えます。

原油関連をざっと眺めると、メジャーのエクソン、シェブロンは、直近安値よりも、それぞれ5%、8%も高い位置にとどまり、僕たちは一旦ワーストシナリオを通過したからね、と言いたそう。

独立系の原油銘柄の多くは、概ね4~5%ほどの下落で、安値更新ギリギリのところ。
ペトロブラスのADRは10%以上の下げ。

原油価格の下げは、高値で安住していた資産価格の見直しを催促していますが、いくらになったら下げ止まるといったものではありません。
下げを止めるには、供給を止めるイベントが必要です。

一番穏やかなストーリーは、シェールガスの減産。

減産催促チキンレースに敗者が現れない場合は、原油施設への大規模なテロ行為、産油国の政変など、強引に原油の供給を減らそうとする動きが顕在化し、恐怖の後で市場はようやく安堵する(?)という好ましくない事態が起こり得ます。

何か起これば今日にも下げ止まるでしょうし、起こらなければ5年続くかもしれない。

皆が意地を張るなら、不幸でしか終わらないのが世の常です。

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