シカゴ筋ポジションの確認(3/24時点)
(3月24日) (3月17日) (増減)
カナダドル ▲32656 ▲32822 +166
スイスフラン ▲3955 2235 ▲6190
ポンド ▲38557 ▲37851 ▲726
円 ▲45905 ▲48054 +2149
ユーロ ▲220963 ▲193774 ▲27189
NZドル ▲866 ▲1141 +275
豪ドル ▲28368 ▲28807 +439
ユーロ売りは増加していますが、円売りは減少。
実際にドル円はこの間(3/17~3/24)、121円台→119円台と2円ほど円高です。

あらためてドル円の建玉を確認すると、この1年間では最もネットショートが少ないレベルになっています。
投機筋の感覚としては、あくまでユーロ売りが王道(?)であり、もはや円売りはファッションと言えないのかもしれません。
実際ユーロ円は、昨年12月の高値149円に対し、現在は129円台と、20円も円高。
豪ドルやポンド円も同じように年初からは円高傾向。
海外勢から見ると、為替ヘッジをかけなくても日本株を買って利益が出るようになっており、今年になってドル建て日経平均は上方ブレイクし、日本国内では為替と株価のデカップリングが言われるようになりました。
日本株は円高でも上がるようになった、というポジティブな見方も可能ですが、ドル高で上がりにくくなった米国株への投資資金が、ドイツ株や日本株に活路を見出した、という背景が大きいように思われます。
イエレン議長は、利上げペースは非常にゆっくりとしたものになるというメッセージを送り続けているので、それでもドル高は続くのか、が一番のポイントかと思います。
株価の腰折れを誘うような利上げがないとすれば、「4月は強気、5月は売り」のアノマリーで行けるのか、それとも今週の動きを見ると、1歩早くリスクオフが始まっていると考えた方が良いのか。
勝ち馬と見えた方に付いていこう、という気分の人が多いのではないでしょうか。































































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