シカゴ筋ポジションの確認(4/28時点)
(4月28日) (4月21日) (増減)
カナダドル ▲20909 ▲27051 +6142
スイスフラン 1335 335 +1000
ポンド ▲34128 ▲29281 ▲4847
円 ▲5493 ▲14448 +8955
ユーロ ▲197766 ▲214645 +16879
NZドル 10180 8488 +1692
豪ドル ▲27405 ▲34663 +7258
為替市場では、ドル高の調整がメインテーマ。
ポンド以外は全てドル安方向へポジションが動いています。
ポンドは他通貨に先行して動くことが多いので、ドル高調整も一服が近いことを示唆しているのかもしれません。
ドル円での円ショートは更に減って、ゼロに近くなっていますから、逆に言えば円安材料に反応しやすくなっているとも言えます。
このタイミングでドル高の調整が起こったのは、米企業決算でのドル高警戒、雇用統計など米経済指標のいまいち感、ヘッジファンド中間決算の5月目前、前稿でも触れたドイツ金利の反発など、幾つかの材料が重なったことが原因かと思われます。
為替の投資家としても、これ以上ドル買いを推し進めると、株安を誘発してポジションの巻き戻しが為替市場に波及し、自分の首を絞める結果になると考えたのかもしれません。
ドイツ長期金利はECB量的緩和発表前の2月の水準に戻り、米国長期金利も2%台を回復。
米国の金利上昇に牽引されて、ドル円は120円を回復。
但し、更なる高金利は米国の株式市場と住宅市場を殺してしまうので、なかなか困難。
ユーロドルも1月水準の1.12に復帰して、一定の巻き戻し達成感(?)があります。
金曜日のNY株式市場も反発し、行き過ぎた超低金利相場の修正も、ひとまずは終盤戦といった模様です。
ギリシャ懸念が蒸し返され、ユーロ売りが再開するかどうかあたりが今後のポイントでしょうか。
































































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