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May 24, 2015

シカゴ筋ポジションの確認(5/19時点)

       (5月19日)  (5月12日) (増減)
カナダドル  4348     ▲3982  +8330
スイスフラン 9405     10550   ▲1145
ポンド    ▲23362   ▲30769  +7407
円      ▲22005   ▲23593  +1588
ユーロ   ▲168339   ▲178976 +10637
NZドル   ▲2231    1770    ▲4001
豪ドル    7323     4487    +2836

上の数字からは、むしろドル売りが多数派ということになりますが、この後為替市場はドル高に振れることになります。

下図はドルインデックスです。
Dxy0523

ドル高の流れをもたらした要因は、クーレECB理事の「ECBは、夏の閑散なマーケットになる前に、現在の量的緩和のペースを加速させる」という、いわゆる緩和加速発言と言われています。

単なる前倒しじゃないか、とも読めますが、ともかく市場はドル高で反応し、続く米国CPIも堅調でドル買い支援材料になったようです。

このトレンドに乗って、ドル円は121円50銭台まで上昇し、3月の122円が視野に入ってきました。
世間では、125円の声も増えています。

本来、為替は国際収支で決まるとされていました。

下図は、2010年以降の日本の経常収支(月単位)とドル円相場です。
経常収支は、かなりブレの激しい指標なので、3ヶ月移動平均にしています。
また、ドル円は軸を逆にしてあるので、上方向が黒字円高、下方向が赤字円安です。

0523

2011年の震災後、原発停止によってエネルギー輸入が増え、貿易赤字基調が定着。
更には2012年末のアベノミクス宣言以降、積極的な金融緩和が実施され、基本的には経常収支の悪化と円安基調が同時進行していました。

しかしながら、最近の原油安による貿易収支の改善や旅行収支の黒字化等で、3月の経常収支は2兆8千億円の黒字と回復し、為替の円安方向性とは乖離が目立ちます。

年度別に見ると、2014年度の日本の経常収支は大きく回復し、7兆8千億円。
ピークの3分の1に戻った、といったところです。
0524
一方、日銀の資金循環統計によれば、2015/3時点での家計に占める外貨建て資産は46兆2千億円と、前年比8兆円増加。
ちょうど経常収支増加分を打ち消しています。

今後も両者の鬩ぎ合いが続くのではないでしょうか。

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