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June 21, 2015

J-REIT指数の確認(6/19時点)

Reit0620
今週のJ-REIT指数は、1826→1815と、小幅ながらも3週連続の下げ。
1月高値から1割調整し、200日移動平均線のある1800で下げ止まりの様相です。

日本の長期金利は、週間で0.5%→0.42%と下がっているのにJ-REITは買われなかったのですから、金利環境を巡る投資家心理は不安定化しているものと想像されます。

主要国の長期金利動向(週間)を見ると、アメリカが2.38→2.27%、ドイツが0.85→0.75%と、日本同様に下がっており、これを反映してか、US-REITは若干の上昇ですが、欧州リートは下げが大勢のようです。

一方で、ギリシャの長期金利は11.7→12.7%と上昇。

ギリシャの債務問題の解決が見通せない状況下、比較的信頼性の高い国の債券が買われる一方、リスク資産を減少させる動きも同時にあり、REITの一部も換金対象になっているものと考えられます。

今週のFOMCでは年内利上げが示唆されたものの、FRBは利上げを急がない、利上げ開始後の上昇も緩やか、という市場コンセンサスは出来上がりつつあると感じられますから、余計に目先の債券売りは抑制されているようです。

イエレン議長も、利上げ開始時期ばかりにフォーカスされているのは問題と考えているようなので、早く小幅に1回利上げしてしまった方が、市場の関心を、利上げ開始時期から利上げペースへとシフトさせることが出来ると思いますが、その1回の利上げで大変なことになってしまったらどうするんだ、みたいな意見が蔓延(はびこ)るのは、如何なものかという気がします。

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Comments

ギリシャ問題にメドが立たないとFRBが動けない なんてことはないですよね。FRBはアメリカ以外の国の事をそれほど重視していない で間違いないでしょうか。

Posted by: 弱気投資家 | June 21, 2015 11:10 AM

FRBが金融政策を決定する際に、どの程度海外(アメリカ以外)の影響を考慮するか、というテーマを判断する良い材料は、1月の声明で、「国際情勢も考慮する」という文言が加わったことが話題になった事実かと思います。
これは、通常は気にしていないことの裏返しです。

無論、アメリカも世界の中で生きており、米企業の多くは国際的なビジネスをしていますから、世界経済の混乱を望む訳もありませんが、あくまでFRBは米国中央銀行ですから、アメリカ国民の税金で運営されており、アメリカに跳ね返ってくる海外情勢に関して限定的に考慮する組織、という理解で良いかと思います

Posted by: akazukin | June 21, 2015 07:17 PM

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