シカゴ筋ポジションの確認(7/14時点)
(7月14日) (7月7日) (増減)
カナダドル ▲40726 ▲32268 ▲8458
スイスフラン 3081 6121 ▲3040
ポンド ▲24199 ▲22973 ▲1226
円 ▲47371 ▲63629 +16258
ユーロ ▲107781 ▲99266 ▲8515
NZドル ▲19654 ▲18348 ▲1306
豪ドル ▲33541 ▲22197 ▲11344
円以外は、全てドル買い方向になっています。
2週続けて、中国とギリシャに振り回された印象があった市場も、どうにか落ち着きを取り戻しましたが、そうなると、やはりテーマはFRBの利上げ。
ドル買いを進めるチャンスを虎視眈々と狙う投資家の動きが目立ってきています。
ドルインデックスは、これまで頭打ちとなっていたレベルを突き抜けて、ドル強気に傾きました。
しかし、本当に利上げ可能性が高まったと判断して良いのか、意見は分かれます。
CMEの金利先物市場では、9月の金利が0.14%、12月が0.32%で取引されています。
ここから見る限りでは、9月よりは12月の利上げが織り込まれています。
最近特に注目される、新債券王のジェフリー・ガンドラック。
FRBの年内利上げはないと予想しています。
為替市場は、イエレン強気を前面に押し出してドル買いを推し進め、株式市場では、利上げは12月以降として(?)NASDAQが高値を更新。
米長期金利は、2.4%にあるバリアを越えず、2.35%という定位置の範囲。
それぞれ勝手な解釈で動いていると言う人もいます。
最近、中国がユーロを売って再び米国債の購入を増やし、日本を抜いて国別保有高1位となったという報道がありますが、ユーロ安と米国債券価格の安定が両立する現象を理解する助けになるかもしれません。
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