シカゴ筋ポジションの確認(8/11時点)
(8月11日) (8月4日) (増減)
カナダドル ▲67405 ▲64180 ▲3225
スイスフラン ▲7012 ▲1466 ▲5546
ポンド ▲10371 ▲6557 ▲3814
円 ▲105226 ▲79716 ▲25510
ユーロ ▲115210 ▲113394 ▲1816
NZドル ▲10572 ▲11899 +1327
豪ドル ▲51270 ▲49412 ▲1858
NZドル以外はドル買い方向で、特に円ショートが大きく拡大しました。
ドルインデックス(DXY)の6ヶ月チャート。
依然として3月高値を越えられません。
しかしながら、ドル円は3月よりも4~5円ほど円安。
もはやドル高トレンドではなく、円安トレンドです。
次は、主要5通貨(上記からスイスフラン、NZドルを除く)の対ドルポジションです。(出典:M2J「FX投資判断インディケーター」)
一番右が先週の「313,259」ですが、今週は更に増えて、「349,482」。
3/10のピーク、「388,932」の9割水準まで来ました。
3/10時点では、ユーロ売りが主体で、ドル買いポジションの中で、ユーロが約半分、円売りは15%でした。
現在では、ユーロ売りが33%に減り、円売りが30%と、円が倍増。
今や、ユーロに代わって円が主役に躍り出ようという状況ですが、ポジション的にはイッパイイッパイに近いので、FRBの利上げがあれば、反対の動きが起こると予想する人もいます。
実際、3月から5月にかけて、このドル買いポジションの3分の1が減った際には、ユーロドルが1.04から1.14まで上昇し、ドル円も122円から118円まで調整しました。
ポジションだけから判断すると、ドルはもう少し上値余地があるものの、そこからは反落しやすい位置にあるのかもしれません。
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