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August 22, 2015

浮かれすぎてはいないか、と相場の声

8月21日のDOWは▼531$。

予想の倍くらい下げた感じで、今朝見たらビックリ。
二度寝しないで、PCの電源を入れる羽目になりました。

テクニカル的な要素によって下げが拡大した部分があるにしても、昨日突然下げた訳でも無く、少し前から投資家心理の前提条件に大きな狂いが生じていたことは否定できません。

中国の高度経済成長が終了し、中央銀行の非伝統的な緩和策が出尽くして、伝統的な価値観による投資尺度が復活するなら、
「やはりこれまでが高過ぎたのか」
その一言で十分な下落理由になります。

S&P500の実績PERは、なお20倍超。

アメリカのGDP18兆ドルに対して時価総額21兆ドル。
日本のGDP500兆円に対して東証一部時価総額570兆円。

シラーPEレシオが平均の17倍に対して25倍。

大雑把に言って、更に15%くらいの調整が必要です。

中国は何らかの経済対策を打ってくるでしょうが、地方政府は多額の負債を背負っており、住宅価格は適正な購買力から乖離したままなので、これまでのような効果は望めそうもありません。
かつての身軽な政府とは違い、バランスシート不況を懸念する見方も出て来ました。

ふと頭を上げて見渡せば、成長のエンジンはどこにもない。
利上げすれば大変だし、利上げできないと言うことはもっと大変か。
そんな不安が襲ってきて、下げに抵抗できなくなったのでしょう。

2009年からの長い上昇相場はいつか必ず終わるのですから、いずれにせよ原点復帰への備えが求められる時期です。

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