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August 29, 2015

シカゴ筋ポジションの確認(8/25時点)

         (8月25日)  (8月18日) (増減)
カナダドル   ▲60072   ▲66794  +6722
スイスフラン   ▲12597   ▲9868  ▲2729
ポンド      ▲3299   ▲3971   +672
円       ▲39059   ▲90130  +51743
ユーロ     ▲66078   ▲92732  +26654
NZドル     ▲6063   ▲9957   +3894
豪ドル     ▲63727   ▲49883  ▲13844

主要調達通貨であるユーロ、円のショートが大きく減ってドル安傾向ですが、25日は株安のピーク。
ドルインデックス(↓)を見ても、その後ドルは反発しており、現時点のポジションはドル高方向への戻しが入っているものと推測されます。

Dxy082801

ドル円も、121円台半ばと、125円→116円の半値戻しを達成しています。

一方で、資源通貨である豪ドルはショート拡大。
0.72台で下げ止まったかに見えた豪ドルは、一時0.70台。

豪ドルは概ね底値圏であると思っていましたが、更なる利下げ観測も燻っており、なお予断を許さない状況のようです。

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August 28, 2015

J-REIT指数の確認(8/28時点)

Reit082801

今週のJ-REIT指数は、1719→1644と、4.4%下落。
一方、この間の日経平均の下げは1.5%。

日経平均は、8.4%下がって、その8割を取り戻しましたが、J-REITは、7.5%下がって、4割しか取り戻せませんでした。
反発力の違いが顕著です。

利回り的には、平均で3.62%と、かなり魅力的になりました。
4%以上の銘柄も17と、全体のほぼ3分の1あります。

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August 26, 2015

日本が連鎖安を止めたものの

昨日のDOWは、出足の期待に反して失速し、▲205$と6連敗。

今日の日経平均は+570円で、一応ストッパーとなりましたが、PM3時に+2%程度だった上海株は、1時間後にマイナスで引けました。

経済実態を反映しない中国株など放置したいところですが、明らかに影響されてしまうので、顔色を見ない訳にもいかないという面倒な存在。
このまま2900に貼り付いて動かないのが、全世界のためかと思います。

言うまでも無く、問題の本質は、中国株では無く、中国経済。

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August 25, 2015

地球を1周しても終わらない大調整

昨日のNY市場は、明らかにプッツン(死語か)してました。

スタート前に先物が▲700$というのもスゴイですが、いきなり「スターバックスが2割引、ネットフリックスも18%オフ」とバーゲン情報が飛び込んできて、ええー、それなら買いたいけど他の指値を一旦消さないと資金不足かもしれないし、とか考えている内に、「DOW▲1000$!」の強烈な見出しがフラッシュ。

注文のレスポンスも、かなり悪かったように感じました。

DOWの週足です。
Dow082501
200週移動平均でサポートされた、という後解釈も可能ですが、そんなことは誰も言っていないようです。

5月の高値18351$から終値で14%安、ザラ場安値15,370$は16%以上の調整となっています。

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August 24, 2015

世界中でコレクションが進む

今日の東京マーケットは、寄り付きはNYの先物に鞘寄せて始まり、上海株安を材料に売られ、昼はSGX(旧SIMEX)で先物が売られ、円高で売られてマイナス1000円、がワーストシナリオと思い描いていましたが、日経平均は▲895円でした。

4-6期決算が2割増益だから売られすぎ、というのは円安前提なので、円高が進行すれば、16000円前後が落ち着き処です。
投資家の頭の中にある予想EPSなど、一晩で激変します。

上海コンポジットは、298(8.5%)下がって3,210。
今日は、当局が下手な小細工をしなかったのは、大変良かったと思います。(もう手がないのか?)

元々、2800~3000が定位置と判断されるので、更なる下げ局面では自然な買い支えも入りそうな水準まで来たと理解しています。

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August 23, 2015

J-REIT指数の確認(8/21時点)

Reit082101
今週のJ-REIT指数は、1740→1719と、1.2%の下げ。
日経平均は、20519円→19436円と、5.3%の下げ。
長期金利は、0.39%→0.35%と下がりましたが、株にもREITにも支援材料となるような地合いではありませんでした。

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August 22, 2015

シカゴ筋ポジションの確認(8/18時点)

        (8月18日) (8月11日)  (増減)
カナダドル  ▲66794   ▲67405   +611
スイスフラン ▲9868    ▲7012   ▲2856
ポンド    ▲3971    ▲10371   +6400
円      ▲90130   ▲105226  +15096
ユーロ    ▲92732   ▲115210  +22478
NZドル   ▲9957    ▲10572    +615
豪ドル   ▲49883    ▲51270   +1387

スイスフラン以外は増減がプラスとなり、全般にドル安方向。
特に、円とユーロのショート巻き戻しが目立っています。

ドルインデックスは、今月に入って急低下。
Dxy082201

市場は9月利上げに懐疑的となり、12月が9月より良い環境という保証も無し。
おばさんを信じ、利上げ直後に売り抜けようと積み上げたドルロングポジションの一部は、慌てて出口に向かっています。

主要5通貨に対するドルロングポジションは、先週の349,482枚から303,510枚に減少。
6週連続の増加から、一転して13%も減りました。

ショートポジションの解消により、ユーロ/ドルは、8/11の1.10から、昨日21日には1.138まで上昇。
一方、豪ドル/ドルは、これだけ中国中国と言っているのに、ほとんど動きません。

DOW銘柄にとっては待ちに待ったドル安のはずですが、もはや投資家の目はそこにはなく、DOWは週間で6%の大幅下落でした。

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浮かれすぎてはいないか、と相場の声

8月21日のDOWは▼531$。

予想の倍くらい下げた感じで、今朝見たらビックリ。
二度寝しないで、PCの電源を入れる羽目になりました。

テクニカル的な要素によって下げが拡大した部分があるにしても、昨日突然下げた訳でも無く、少し前から投資家心理の前提条件に大きな狂いが生じていたことは否定できません。

中国の高度経済成長が終了し、中央銀行の非伝統的な緩和策が出尽くして、伝統的な価値観による投資尺度が復活するなら、
「やはりこれまでが高過ぎたのか」
その一言で十分な下落理由になります。

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August 20, 2015

期待成長率の低下に脅える相場

世界の成長増加分への中国の寄与度は、3分の1程度と言われていますが、その中国が、更なる緩和策を必要とするだろうという懸念が市場に暗雲を広げています。

中国最大の泣き所は地方政府債務ですが、事実上破綻していると言われる天津市で、あのような事件が起こったことは象徴的です。
また、かつて天津の共産党トップだった張高麗が政治局常務委員(トップ7人)の末席におり、政治的責任の波及も取り沙汰されています。

上海万博のテーマでもあった、「都市化」で内需主導社会へ、というコンセプトは上手く機能しておらず、再度の人民元の切り下げは大いにありそうだ、と投資家は警戒心を高めています。

既に、CRB指数はリーマンショック後の安値を更新。
リーマンショック後安値は、その時点での「裸の価格」ですから、それを更新するのは、前提が大きく変わったことを意味します。

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August 18, 2015

上海株はどこへ~4000は売りサイン~

Ssec081801先週は人民元の変動に気を取られていましたが、上海総合指数は今日4000にワンタッチ、その後は6%以上も下落と、派手な上下動を繰り広げています。

中長期で上海総合指数を見る時のポイントは、約1年前の2014年7月から上昇が始まったこと、そこを起点にすれば十分に上がっていること、そして4000以上は鬼門、という3点かと思います。

そもそも習近平は、2012年秋に党と軍を掌握(中央委員会総書記、党中央軍事委員会主席)し、深刻な汚職問題に取り組むと語りました。
翌2013年3月には国家主席にも就任し、不動産価格の高騰を抑制すると宣言。

2013年12月から消息が途絶えていた周永康が、中国共産党中央規律検査委員会によって「重大な規律違反」で立件されたと報道があり、失脚が確定したのが2014年7月です。

ここに至って人々は、習近平の権力基盤が確立し、彼の方針が実現されるだろうと信じ始めました。

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August 16, 2015

人民元は高いか安いか

8月11日、中国人民銀行による人民元の基準値下方改訂で始まった先週の人民元ショック。
結局、実勢レートは、前週比で対ドル▲3.1%、対円▲3.5%という小幅な下方修正でした。

周辺のタイバーツやシンガポールドルが、7月以降で4~5%下げており、そうした動きと比較して無理がない、IMFのアドバイスに沿った柔軟な為替管理の一環と説明できる範囲に、一旦は収まりました。

なお、市場では更なる元安への疑心暗鬼が漂っており、9月の習近平訪米が一層注目されます。

この程度なら、なぜ今なのかという疑問が湧きますが、おそらく我々には知り得ない、政権内部の微妙な事情があるのだろうと思われます。

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シカゴ筋ポジションの確認(8/11時点)

        (8月11日) (8月4日)  (増減)
カナダドル   ▲67405  ▲64180  ▲3225
スイスフラン  ▲7012   ▲1466   ▲5546
ポンド     ▲10371   ▲6557   ▲3814   
円       ▲105226  ▲79716   ▲25510  
ユーロ     ▲115210 ▲113394  ▲1816
NZドル    ▲10572   ▲11899  +1327
豪ドル     ▲51270  ▲49412  ▲1858

NZドル以外はドル買い方向で、特に円ショートが大きく拡大しました。

ドルインデックス(DXY)の6ヶ月チャート。
Dxy081401
依然として3月高値を越えられません。
しかしながら、ドル円は3月よりも4~5円ほど円安。

もはやドル高トレンドではなく、円安トレンドです。

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August 15, 2015

J-REIT指数の確認(8/14時点)

今週のJ-REIT指数は、1766→1740と、1.5%低下。
Reit0814001
矢印で示したように、チャートの形は良くありません。

今週は、最大の巨艦NBFが6月決算を発表。

EPSは、7,787円と、前期比+106円(+1.3%)。
次期(12月)予想は、7840円と、+53円(+0.7%)。

東京の不動産マーケットに関しては、空室率の減少、賃料上昇傾向など景気の良いニュースが飛び交いますが、その割に分配金は変わらない、というのが正直な印象ではないでしょうか。

特に外国人投資家は、「市場回復の話は聞き飽きたから、早く数字で示してくれ」という気分であるように想像します。

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August 12, 2015

人民元安でもドルは上がっていない

今日も人民元の基準値は下がり、2日連続の切り下げ容認で、対ドルで約4%安。
対円(↓)では5%下げています。

0812001

市場に存在していた人民元の売り圧力は5%程度との前提で、「いいところまで売られたといえる水準」(りそな銀の尾股氏)との発言も見かけます。

中国人民銀行のサイトに今日のステイツメントを見に行ってみると、「今後も継続して切り下げをする根拠は無い」と書かれています。
昨日はこういう表現は無かったので、今日で一旦終了を匂わせている気がします。

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August 11, 2015

人民元が”少し”切り下げ

今日の人民元は、中国人民銀行による変動幅拡大の方針を受け、対ドルで前日比1.8%安で終了しました。

これを突然という報道がありますが、7月24日に変動幅拡大方針がアナウンスされており、事実上の切り下げ予告だと理解されていました。

本ブログ上でも、7/25の「シカゴ筋ポジションの確認(7/21時点)」の中で、人民元切り下げ観測を取り上げていますから、今日の事態をサプライズだなどと平気でのたまうプロは、さっさと引退すべきです。

史上最大幅という報道もありますが、90年代前半にはもっと大きな切り下げをしています。
下図は、対ドルでの人民元レートです。

Rmbusd081001

周辺国から見れば、勝手に切り上げさせられたのと一緒ですから、これが90年代後半のアジア通貨危機の遠因となったとの見方が今は定着しています。

そもそもアベノミクスで50%も通貨を切り下げた国のメディアが、このくらいで大げさに騒ぎ立てるのは滑稽にしか見えません。

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August 08, 2015

シカゴ筋ポジションの確認(8/4時点)

        (8月4日) (7月28日) (増減)
カナダドル  ▲64180  ▲56067  ▲8113
スイスフラン ▲1466    124    ▲1342
ポンド     ▲6557   ▲9788   +3231
円      ▲79716   ▲63538  ▲16178
ユーロ   ▲113394  ▲104008  ▲9386
NZドル   ▲11899   ▲12765  +866
豪ドル   ▲49412   ▲50659  +1247

円とユーロ、代表的な調達用通貨は売り越しが増加し、ドル買いの方向。
オセアニア通貨は逆に、売り越しの減少。

豪中銀が4日、政策金利を2%に据え置きして、豪ドルの水準に対して控えめながらも満足宣言を出したのが大きかったと思います。

豪ドルを売り込む材料に欠くようになり、豪ドル/ドルは、直近安値0.72→0.74まで回復しました。

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August 07, 2015

J-REIT指数の確認(8/7時点)

Reit0807
今週のJ-REIT指数は、1766.48→1766.44。
僅か、0.04しか変動しない、芸術的な横這いでした。

週の前半、長期金利が約2ヶ月振りに0.4%の壁を破って0.3%台に入ったことに反応し、J-REIT指数もザラ場で1791まで上がり、これは思ったよりも強いのか、という瞬間もありましたが、やはり積極的に1800に向かうほどの強気材料は出ていないということかと思われます。

そもそも夏休みの投資家も多い、雇用統計がある、という外部環境から、1800接近の場面は、ちょうど良いポジション調整の機会を提供したようです。

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バルチック海運指数は商品価格の先行指標となるか

バルチック海運指数(Baltic Dry Index)は、ロンドンのバルチック海運取引所が発表する外航不定期船の運賃指数で、1985年1月4日を1000として算定されています。

「Dry」というだけに、鉄鉱石・石炭などの積み荷が対象で、石油(wet cargo)は対象外です。

過去5年のチャートは、下記の通り。
この中で一番高い山は、2010年秋。
最近では、2月を底に反発しています。

Baltic_index

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August 04, 2015

バブル相場の下落率比較~半値が希望を絶つ~

代表的なバブル相場の下落率と、それに要した期間です。

・日本の平成バブル

【日経平均】 1989年12月の38915円→1992年8月の14,309円 ▲66%(2年8ヶ月)

・ITバブル

【NASDAQ指数】 2000年3月の5048→2002年10月の1108 ▲78%(2年7ヶ月)

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August 03, 2015

レッド・アーミー ~氷上の熱き冷戦~

Redarmy001レッド・アーミー ~氷上の熱き冷戦~(字幕版)」は、旧ソ連時代のアイスホッケーの名選手「ビャチェスラフ・フェティソフ」の回顧録的なドキュメンタリーです。
なかなか興味深いストーリーでしたが、レビューが見当たらないので、書くことにします。

1958年生まれのフェティソフは10歳でホッケークラブに入団。アナトリー・タラソフ監督の「スポーツは芸術だ」という個性的な指­導の下で頭角を現し、16歳で初の海外遠征を果たします。

1980年のレークプラシッド五輪では圧勝が予想されたものの、学生中心の米国に敗れる大番狂わせで、屈辱の銀メダル。

チームは国家の威信をかけ、ヴィクトル・チホノフ監督の下でスパルタ式の練習に耐え、1984年サラエボ五輪で金メダルを獲得し、フェティソフは人生の絶頂を味わいます。

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August 02, 2015

シカゴ筋ポジションの確認(7/28時点)

       (7月28日) (7月21日) (増減)
カナダドル ▲56067  ▲43568  ▲12499
スイスフラン   124    3417   ▲3293
ポンド    ▲9788   ▲21468  +11680
円      ▲63538  ▲62314  ▲1224
ユーロ    ▲104008  ▲112976 +8968
NZドル   ▲12765   ▲15954  +3189
豪ドル   ▲50659   ▲40850  ▲9809

ポジションの方向性はマチマチ。
来年利上げの可能性が頻繁に報じられているポンドは、売り越しが半分に減りました。

ドルはまだ強いのか、ピークは過ぎたのか。

ドルインデックスを週足で見ると、長い小休止にも見えますし、徐々に山が切り下がっているようにも見えるし、どちらにも理解できそうです。

Dxy080101

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August 01, 2015

J-REIT指数の確認(7/31時点)

Jreit073101
今週のJ-REIT指数は、1764→1766と、僅かに上昇。

チャートを見ると、恐る恐る上を目指そうとしているようにも見えますが、その勢いは強くありません。
一方の長期金利は、0.41%→0.42%とほぼ変わらずでした。

今週、米国リートは+1%でしたが、豪州リートは+3.8%と相変わらず物色意欲は活発。

年初来騰落を見ると、J-REIT指数が▲7%、米▲3%ですが、豪州は+9%。

日米のリートは、金利上昇を警戒してか神経質な動きが継続していますが、豪州は年初来で10%通貨が下落(対ドル)しているので、その分だけ強いということかもしれません。

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