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August 25, 2015

地球を1周しても終わらない大調整

昨日のNY市場は、明らかにプッツン(死語か)してました。

スタート前に先物が▲700$というのもスゴイですが、いきなり「スターバックスが2割引、ネットフリックスも18%オフ」とバーゲン情報が飛び込んできて、ええー、それなら買いたいけど他の指値を一旦消さないと資金不足かもしれないし、とか考えている内に、「DOW▲1000$!」の強烈な見出しがフラッシュ。

注文のレスポンスも、かなり悪かったように感じました。

DOWの週足です。
Dow082501
200週移動平均でサポートされた、という後解釈も可能ですが、そんなことは誰も言っていないようです。

5月の高値18351$から終値で14%安、ザラ場安値15,370$は16%以上の調整となっています。

パニックの原因を、HFTのせいにするのは簡単ですが、やはり迎え撃つ人間の方に元気なし。

中国の株価は、経済の体温計では無い。
真実は原油相場を見るべき、と言っても、そちらも駄目。

そもそも、高値圏での波乱は相場の転換という法則がありますから、ついに来たよ来たよ、と言われるとヘナヘナと投げ売り。

金は強いんだから金鉱銘柄は大丈夫では、という観測も、強大な売り攻勢の前では通じず。
何しろパニックなんで、整合性は二の次でした。

一夜明けて、今日のアジア。

日経平均は、往って来いの▲734円(-3.96%)、上海コンポジットは何の抵抗も見せずに▲7.63%で3000割れ。

今晩、中国人民銀行は主要政策金利引き下げを発表。
現地では、「遅すぎる、政権内部が不一致か」との観測が語られているようです。

中国株が下がるのは、経済状況よりも政治不信を表していますから、別の意味で大変問題です。

今のドルには二面性があり、ユーロや円に対しては、これまでの反動でドル安進行の可能性がありますが、新興国通貨は脆弱で、まだまだドル高が懸念されます。
特に、人民元が切り下げすれば、周辺通貨は連れ安になりますから、ドルの強弱感をどう想定すべきなのか、なかなか厄介です。

Jimcramer1_2いずれにせよ、「世界経済の減速=低金利の長期化」は説得力満点だということが再確認されました。

ジム・クレイマーは、低金利なんだから高配当銘柄にしておけー、と叫んでいます。

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