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August 26, 2015

日本が連鎖安を止めたものの

昨日のDOWは、出足の期待に反して失速し、▲205$と6連敗。

今日の日経平均は+570円で、一応ストッパーとなりましたが、PM3時に+2%程度だった上海株は、1時間後にマイナスで引けました。

経済実態を反映しない中国株など放置したいところですが、明らかに影響されてしまうので、顔色を見ない訳にもいかないという面倒な存在。
このまま2900に貼り付いて動かないのが、全世界のためかと思います。

言うまでも無く、問題の本質は、中国株では無く、中国経済。

そもそも中国に問題大ありなのは、皆分かっていました。

嘘八百の経済統計、到底持続できそうもない住宅バブル、一部破裂しているシャドーバンキング、過剰な地方政府債務、腐敗と汚職、超格差社会。

しかしながら、中央銀行バブルがそれらを覆い隠し、債券と株が同時に上がる以上、新興国リスクを無視しなければ、パーティに参加できませんでした。

今や、市場が中国の問題点を無視する時代は終わったので、次に無視するタイミングが来たら、今のうちに売れ、となって、なかなか元の軌道に回復しないかもしれません。

モチロン、中国には更なる利下げも財政出動も出来るノリシロがあり、うまく対処できる可能性もありますが、中国をはじめとした新興国は、過去に比べて多くの債務を抱えており、その動静には敏感である必要があります。

これまでのところ、面子丸潰れの中国共産党は、何とか汚名返上へと、今まで以上に硬軟取り混ぜた技を繰り出す必要に迫られています。

もはや軍事パレードなどでは、誰も満足しません。
まずは俺の腹と財布が膨れることをしろ、は世界共通です。

中国共産党は、9月の習近平訪米、10月の共産党5中全会に向けて、あらゆる知恵を絞り、策略を練って信用回復を図るでしょうが、中でも為替は最重要ポイントです。

普通の順番で行けば、「利下げ→財政出動→為替」ですが、既に今月為替のアドバルーンを上げていますし、訪米の機会は毎年あるものではないので、何か大きな事をするのであれば、直接米大統領に仁義を切ることが出来るこのチャンスを最大限に利用するかもしれません。

仮にそうなった場合、米国は知り得た情報を日本に伝えないでしょう。
2回目のバズーカで、通貨安競争を仕掛けたのは日本ですから。

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