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September 20, 2015

シカゴ筋ポジションの確認(9/15時点)

       (9月15日)  (9月8日) (増減)
カナダドル  ▲47083   ▲48640 +1557
スイスフラン  3782    ▲6896  +10678
ポンド     ▲3619   ▲17638 +14019
円      ▲26814   ▲6662  ▲20152
ユーロ   ▲84202   ▲81241  ▲2961
NZドル  ▲2094    ▲11820  +9726
豪ドル  ▲40729    ▲53316  +12587

9月15日はFOMC直前ですから、ポジション調整が主体と思われます。
減りすぎた円ショートは増え、多すぎるオセアニア通貨ショートは減少しました。

利上げ見送りという結果を受け、株式市場の反応は「それほど世界景気は悪いのかショック」で売りが優勢。
米長期金利は、FOMC前の2.29%から2.13%にまで低下しました。

為替市場は、金利低下を反映したドル売りの後、金曜のNY市場では、株安(DOW▲290$)債券高でしたが、ドルは買い戻されました。

金利差期待でドルを買う平時モードよりも、安全なホームランドに資金を戻す有事モードが意識されつつあるのかもしれません。

ドルインデックスです。
Dxy0919001
ヘッジファンド勢は、200日移動平均線で戦略を判断することが多いといわれていますが、ギリギリのところでしょうか。

今後のドルの見通しとしては、そうは言っても年内利上げは確実でしょうと楽観するのか、これは結構深刻で、「永遠のゼロ」さえ視野に入ってきたと考えるのか、で分かれそうです。

こうした心理状態だと、金利よりも株式市場が為替を左右するかもしれません。

中国を代表とする新興国市場経済に具体的な改善が見えて、世界的に株式市場に元気が戻るなら、結果的にFRBの利上げ可能性が高まってドル高。
逆なら逆。

では元気の材料として何があるのか。

財政出動と言っても、ドイツは移民対応に手一杯ですし、そもそも健全財政第一主義。
中国は失敗のトラウマがあるので、仮に発表されても好材料かどうか微妙。

神風が吹いて原油市場が反発したとして、市場のバランスが戻るかどうかも微妙。
またまたECBと日銀の緩和期待が囁かれていますが、一体いつまで薬漬けに頼るのか。

良いことよりは悪いことの方が多そうだ、というセンチメントが株式市場を覆っています。

「とはいえ、いくら何でも安すぎるだろう」というレベルへの暴落こそが、今必要とされているのかもしれません。

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Comments

 アメリカはQEをやって世界に影響を与えたのだから、世界経済に配慮する責任があると考えるのが信義則 な感じがします。

 日本も まさかのゼロ金利長期化 だったと聞きます。アメリカもまさかのゼロ金利長期化 もあるかな~なんて思ってました。

 FRBは失業率重視からインフレ率重視へが口実なのでしょうか。

 日本の追加緩和 アメリカのお許しがあるかどうかなんて。円に対してドル高 アジア通貨高ダメなら追加緩和 難しいなんてことありますか。

 一回大暴落しないと収まりがつかない な感じかもですね。

Posted by: 弱気投資家 | September 21, 2015 at 01:23 AM

今回の利上げ見送りは、アメリカは世界に配慮せよとの声に対する答えとも言えますし、アメリカへの跳ね返りを懸念したやむを得ない選択だったという見方も出来そうです。

FRBはあくまで雇用重視ですから、「プチバブル+雇用増」の組み合わせの方が、「金利正常化+雇用減」よりも良いと考える傾向はあると思います。

次に大きな緩和が必要なのは中国かもしれません。
中国を、バブルが終わった国として考えるなら、金利と通貨を大きく下げないと、乗り切っていけないように思われます。

市場はその辺りを徐々に織り込んでいくのではないでしょうか。


Posted by: akazukin | September 21, 2015 at 11:32 AM

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