« November 2015 | Main | January 2016 »

December 31, 2015

今年の振り返りと2016年の見通し

株式相場は、さしたる盛り上がりもなく、2015年を終えようとしています。

今年の成績は昨年よりも悪く、実現損益(概算)が、日本株+550万円、米国株▲300万円、配当(分配)金+300万円。
現時点での含み益は、約300万円です。

年後半にはコモディティの反発がある確率が高いと思ってトレードしていた部分がありましたが、むしろ8月の中国ショックが資源安をダメ押しするような格好となってしまい、米国株の損益は2008年以来のマイナスで終了しました。

今年のマーケットを一言で表現するなら、「頭打ち」です。

ざっくり言えば、ドル円は1年を通して120円で動かなかったようなもの。
来年はドル安を想定しています。

米国ダウは、あと1日を残していますが、昨年末の17,823$を219$下回っています。
日経平均は、要するに2万円天井でした。

年初に、「1年後の米国長期金利が2.5%程度という低金利シナリオも、視野に入れておきたい気がします」と書きましたが、それにも届かない2.3%付近で終わりそうです。
来年は2%以下で終わるという、スーパー低金利シナリオの準備さえ必要かもしれません。

また日経平均については「ドル円が130円になるなら20000円もあるでしょう」と書きましたが、実際には125円で2万円でした。

Continue reading "今年の振り返りと2016年の見通し"

| | Comments (0)

楽天モバイルの使用感

半額(27400円)で提供された「Xperia J1 コンパクト」が、数日前に到着しました。
「半額だ、それ行け」と申し込みましたが、届いてから考えてみると、台湾メーカー製で良いなら2台買える値段です。

本機種は、2013年12月発売の「Xperia Z1 f SO-02F(ドコモ)」からワンセグ削ってsimフリー化したモデル。

私はXperiaZ3(au)を保有しているので、図らずも(?)新旧Xperiaを比較することになりました。

Z3j1

大きさは、

Z3 147㎜×73㎜×7.4㎜ 154g
J1 128㎜×65㎜×9.7㎜ 138g

J1は「コンパクト」というくらいですから、軽いという先入観がありましたが、第一印象は、「厚い」「意外とずっしり」でした。

考えて見ると、小さくて厚い分、単位面積あたりの重量は、むしろJ1の方が15%ほど重いのです。
両手で持ち比べてみると、まあ同じくらいかな、という感覚です。

薄く大きいZ3と、厚く小さいJ1。

同じ程度の重さなら画面は大きい方が良いに決まっているという人と、同じ程度の機能ならコンパクトな方が持ちやすくて良いに決まっているという人がいて当然。

うちの娘は、iPhone6よりiPhone5のサイズ感が好き、と言って「5」を使い続けています。

設計に2年の差があるので、スペック的には「Z3」の方が良いに決まってますが、普通に使っていて性能差を感じるようなことはありません。

Continue reading "楽天モバイルの使用感"

| | Comments (0)

December 27, 2015

総務省はスマホ料金を下げることが出来るのか

突然の総務省の介入は、日本の料金が各国に比べて高くはないと分かると、焦点は料金体系の公平さに移り、ひとまず(総務大臣による要請)にまとまりました。

要約すると、

・ライトユーザー向けプランを作れ
・端末値引きやプランを分かりやすくしろ
・本体代金ゼロなど過剰とも言える販促を自重しろ

となっています。

しかしながらここには、ユーザー目線での基本である「縛るな」が、明確には入っていません。

常に政治動向に敏感なソフトバンクモバイル(SBM)は、早速5000円プランを検討と報道されていますが、その中身は、相変わらずの「通話し放題との抱き合わせ販売」となっているようです。

SBMの料金体系です。

Sbm

Continue reading "総務省はスマホ料金を下げることが出来るのか"

| | Comments (0)

December 24, 2015

建築家、走る

新国立競技場のA案、B案は、隈研吾VS伊東豊雄の巨匠対決でしたが、俗に言う第四世代が第三世代に競り勝った結果となりました。

以前から雑誌等で、隈 研吾氏のエッセイはなかなかオモロイと思っていましたが、今回初めてお金を払って「建築家、走る」を読みました。

バブル崩壊後、東京で「干され」、仕方なく地方や海外で走り回っているうちに、彼は「ひねくれた反体制派」から、徹底した「現場主義=人間主義」に生まれ変わります。

そしてアイコンとなった今は、「毎回出走を義務づけられた競走馬」として、世界を走り回っています。

Continue reading "建築家、走る"

| | Comments (0)

December 19, 2015

シカゴ筋ポジションの確認(12/15時点)

       (12月15日)  (12月8日) (増減)
カナダドル  ▲51009   ▲40138  ▲10871
スイスフラン  1951    ▲25540  +27491
ポンド     ▲16920  ▲23902   +6982
円      ▲26580   ▲68050  +41470
ユーロ   ▲159961  ▲172331  +12370
NZドル    1119     8881   ▲7762
豪ドル   ▲10452   ▲33579  +23127

12月15日は注目のFOMC直前ですから、ポジション調整が主体だったと思われます。
多くの通貨で売り越し(ドル買い)が減っており、特に円と豪ドルのショートは6割以上が巻き戻されています。

これだけ動いたら、さぞかし現実の市場でドル安になったのでしょうか。

12/8と12/15の終値ベースで比較すると、ドル円は、122.93→121.68と、1.25円のドル安ですが、豪ドル/米ドルは0.721→0.719と、0.002のドル高と逆方向です。

Continue reading "シカゴ筋ポジションの確認(12/15時点)"

| | Comments (0)

J-REIT指数の確認(12/18時点)

Reit20151218001
今週のJ-REIT指数は、1715→1745と1.7%のプラス。
但し、この上昇の全ては、金曜日の午後に日銀効果でもたらされたものであり、中身としては良くありません。

日銀は、これまで個別銘柄の取得上限としていた「5%」を「10%」に拡大。

日経が、「REIT、銘柄間格差も 日銀が買い入れ上限引き上げ」という記事の中で問題点を指摘していますが、そもそも日銀が大量保有報告書を出すことが常態化するなどと言うのは邪道。
国債市場に続いてJ-REIT市場も、日銀の過剰介入によって機能不全となりかねません。

Continue reading "J-REIT指数の確認(12/18時点)"

| | Comments (0)

December 17, 2015

利上げ直後の市場反応

FRBは、フェデラルファンド金利の新たな誘導目標を0.25~0.50%に変更し、2008年12月から継続していた事実上のゼロ金利政策を解除することを全会一致で決めました。

最後の利上げとなった2006年6月(5.0→5.25%)からは9年半振り、その利上げ局面の始まりである2004年6月30日(1.0→1.25%)からは11年半振りです。

言うまでもありませんが、本当に金利がゼロだった訳ではありません。
下図は、今月のFFレートです。

Ffrate20151216

今後の誘導金利の平均値は0.375%が想定されますが、今でも高い時は0.38%があります。

従って「僅か0.25%でも、金利無しから有りへの転換は大きい」という言い方は、正確ではないのですが、とにもかくにも、「これ以上下げられない状態からは脱却」になりました。

Continue reading "利上げ直後の市場反応"

| | Comments (0)

December 13, 2015

ドル円は利上げ後どうなるのか

過去のFRBの利上げと、その後のドル円推移です。

001

右側に、利上げから6ヶ月後、1年後に、ドル円が直前月と比べてどちらに変化したかを表示しましたが、ドルから見て、半年後が1勝6敗1分、1年後は2勝6敗と、ドルは劣勢です。

全8回のグラフです。
001
力強く上がったのは82年のケース(緑)くらいですが、実はこの時の金利は、1年後には利上げ前より下がっているので、むしろ金利を下げたらドルが上がったケースとも言えます。

なお、ドルの下落率の単純平均は、8.4%。
120円が110円になるようなイメージです。

Continue reading "ドル円は利上げ後どうなるのか"

| | Comments (0)

December 12, 2015

シカゴ筋ポジションの確認(12/8時点)

       (12月8日) (12月1日) (増減)
カナダドル ▲40138  ▲38980   ▲1158
スイスフラン ▲25540  ▲24789  ▲751
ポンド     ▲23902  ▲28258  +4356
円       ▲68050  ▲74901  +6851
ユーロ    ▲172331  ▲182845 +10514
NZドル    8881     4757   +4124
豪ドル   ▲33579   ▲46648   +13069

為替市場においても、メインテーマは利上げ前のポジション整理だと思います。
特に、ドルの買い持ちを減らす動きが目立ち、上記通貨合計で、ドルロングが1割ほど減りました。

12月8日以降もこの傾向は続いていると思われ、原油市場の下落や南アフリカの財務大臣更迭によるランド下落などが、投資家心理を揺さぶっているようです。

Continue reading "シカゴ筋ポジションの確認(12/8時点)"

| | Comments (0)

J-REIT指数の確認(12/11時点)

Reit20151211001
今週のJ-REIT指数は、1740→1715と、1.5%ほど下落。
日経平均の下げ率と同じです。

今週のメインテーマは、利上げ前のポジション整理。
どこを見ても、「原油市場の下げが..」が枕詞になっていますが、正にこの時期だから脅えた、ということになりそうです。

世界のREIT市場は、何時になく反応に差があります。

20151211001
(出典:http://www.nomura-am.co.jp/market/reit.html)
カナダが悪いのは、資源安による株安の影響が波及。

各国がほとんど似ている時もあるので、それだけ今は神経質な展開です。

Continue reading "J-REIT指数の確認(12/11時点)"

| | Comments (0)

December 05, 2015

シカゴ筋ポジションの確認(12/1時点)

      (12月1日)  (11月24日) (増減)
カナダドル  ▲38980  ▲38617  ▲363
スイスフラン ▲24789   ▲22209  ▲2580
ポンド     ▲28258   ▲32256  +3998
円       ▲74901   ▲77336  +2435
ユーロ    ▲182845  ▲175484  ▲7361
NZドル    4757     4010    +747
豪ドル    ▲46648   ▲57145  +11244

増減はマチマチになっており、プラス(ドル売り方向)が4つ、マイナス(ドル買い)が3つと、意見は分かれました。
この時点では多数の「ドラギ教信者」によってユーロ売りが増加していますが、一方で豪ドルは、ショート筋の撤退が始まっているようにも見えます。

7通貨合計では「+8120」と、ドル売り方向ですから、やはり「ユーロ売り/ドル買い」という方向性は際立って逆を行っていたことが、今さらながら確認されます。

ドルインデックスです。
Dxy2015120402
大量のユーロショートポジションが巻き戻し。
ドルインデックスは、100→98に急落したものの、ここには50日移動平均線があり、サポートされました。

穏やかなドル買いの流れは続いているという見方と、今回も3月高値は抜けずにドルはピークアウトしたという説と、両方の解釈が成立するものと見られます。

野村證券の池田氏 VS モルガンの佐々木氏 の対立構図です。

Continue reading "シカゴ筋ポジションの確認(12/1時点)"

| | Comments (0)

December 04, 2015

J-REIT指数の確認(12/4時点)

Jreit2015120401今週のJ-REIT指数は、1765→1740と、1.5%下落。
日経平均も、本日金曜日の下げが大きく、週間で2%下げました。

何と言っても原因は、昨晩のECB追加緩和発表後の巻き戻し。

ドラギマジックへの期待が大きすぎて、ユーロは反転大幅上昇して株安に波及するという、短期筋への「厳しい教育的指導」という結果に終わりました。

記録のためにユーロ/ドルのチャートを残しておきます。

Eurusd1204001

Continue reading "J-REIT指数の確認(12/4時点)"

| | Comments (0)

December 01, 2015

シカゴ筋ポジションの確認(11/24時点)

       (11月24日)  (11月17日) (増減)
カナダドル  ▲38617   ▲28352  ▲10265
スイスフラン ▲22209   ▲15329  ▲6808
ポンド     ▲32256   ▲25260  ▲6996
円       ▲77336   ▲78611  +1275
ユーロ    ▲175484   ▲164177 ▲11307
NZドル    4010     5248    ▲1238
豪ドル   ▲57145    ▲66464  +9319

12月の利上げがほぼ確実視される中、ドル買い方向の通貨が多いものの、円と豪ドルは逆に売りポジションが減っています。

追加緩和が予想されているユーロに比べると、豪ドルと円に関しては、むしろ売り材料が少なく、利上げ決定後の反動が心配されているのかもしれません。

Continue reading "シカゴ筋ポジションの確認(11/24時点)"

| | Comments (0)

« November 2015 | Main | January 2016 »