« 利上げ直後の市場反応 | Main | シカゴ筋ポジションの確認(12/15時点) »

December 19, 2015

J-REIT指数の確認(12/18時点)

Reit20151218001
今週のJ-REIT指数は、1715→1745と1.7%のプラス。
但し、この上昇の全ては、金曜日の午後に日銀効果でもたらされたものであり、中身としては良くありません。

日銀は、これまで個別銘柄の取得上限としていた「5%」を「10%」に拡大。

日経が、「REIT、銘柄間格差も 日銀が買い入れ上限引き上げ」という記事の中で問題点を指摘していますが、そもそも日銀が大量保有報告書を出すことが常態化するなどと言うのは邪道。
国債市場に続いてJ-REIT市場も、日銀の過剰介入によって機能不全となりかねません。

日経平均は週間で、19230円→18986円と、1.3%下落。
日銀が、買い入れる国債の残存年限を長期化すると発表したことで、金曜日の株価は乱高下。

N22520151218001
すわ追加緩和かと急上昇したものの、そうではないと分かると往って来いとなり、更にはマイナスの展開。

そもそも日銀が買える国債は少なくなっているので今後の追加緩和策の選択肢は狭い、という観測を自ら裏付けてしまう結果となり、今後の政策効果への期待感が打ち消されて、日経平均は▲366円まで沈没。

要らんことをしおって、という声が多数聞こえました。

長期金利は、0.26%まで低下していますから、REITの支援材料とは言えますし、邪道でも何でも日銀が実質的な買取枠を拡大したことはプラスとして、格付けの良い銘柄中心にJ-REIT市場は思惑で上に行くかもしれません。

しかしながら、FRBが市場の中央銀行バブルを終わらせ、金利正常化への道を模索する中、日銀は更に市場の中央銀行依存を強め、金融相場から業績相場への移行を妨げようとしています。

|

« 利上げ直後の市場反応 | Main | シカゴ筋ポジションの確認(12/15時点) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 利上げ直後の市場反応 | Main | シカゴ筋ポジションの確認(12/15時点) »