J-REIT指数の確認(1/15時点)
通常は、長期債に連動するREITが、1月になってからは「鰐の口」。
これは昨年夏の株式市場急落時にも見られた現象ですので、相場が落ち着けば通常軌道に戻ってくるだろうから買いチャンス、という理解も出来ます。
しかしながら、現状では市場に強いストレスがかかっている証拠でもあり、「股裂き」が拡大するリスクにも警戒が必要だと思われます。
出来高も、昨年急落時よりは少なく、底打ち確率が高いとは言いにくい状況です。
株式市場は、DOWが16000$割れ、日経平均が17000円接近と、昨年夏と同レベルにまで売り込まれてはいるものの、前回の方が「急落感」が強く、逆に言うと戻りのバネも働きやすい状況でした。
今回の方が、比較すればダラダラ下げのイメージが強いので、仮に戻るにしても時間がかかりそうに思います。
J-REITの方が株よりも安全度は高いと思われて、昨年夏よりは随分と上で頑張っていますが、最後に堰が切れた方が、より大きな決壊に繋がるケースもあるので、来週は要注意です。
逆張りしたい銘柄も出て来ていますが、それは世界中にあるので、あくまで慎重に出動します。
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