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January 09, 2016

J-REIT指数の確認(1/8時点)

Reit20160052新年第一週のJ-REITは下落でスタート。
昨年末の1748→1683と、3.7%の下げでした。

長期金利は0.267%→0.23%まで下がっているので、ファンダメンタルが悪いわけではないものの、何しろ株式市場が大荒れ。
日経平均は、週間で▲7%のスタートとなり、先週は19000円台だったことなど、遠い昔のようです。

日経平均の年初5連敗は、指数の算出が始まった1950年以来ということですが、年初の下げ相場と言えば、あの1990年、その後の不動産バブル崩壊を先取りした株価下落を思い起こさせます。

あの年は、年初の1週間で4%ほど下がり、年間では40%ほど下がりました。

今週の株価下落が、大きなトレンド転換のサインだとすれば、その第一候補は円安で、もしドル円が110円なら、日経平均は、15000円台の後半くらいではないかと思います。

その時のリートは、株安による金利低下が支援材料となるでしょうが、全体のリスクオフ圧力には勝てず、1600までの後退が予想されます。

円高になるほど日銀の緩和期待は高まりますが、仮に第三弾が発射されても、前回ほどの効果はないと考えるのが当然。
もし今、株価が戻ったら、誰だってポジションを減らす好機と捉えるでしょう。

まあそれでも、今年1年をディフェンシブに構えるなら、株よりはREITの方がマシである可能性は高いと思われます。

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