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January 03, 2016

あけましておめでとうございます

本年も宜しくお願いいたします。

Dow20150012345あらためて昨年の米国市場インデックスを確認すると、NASDAQ以外は年間でマイナスと、冴えない結果でした。

10年債金利は2.27%、ドル円は120.3円で終了。
日経平均先物は250円安と、全然おめでたくないスタートが想定されています。

DOWの年足です。
最もオーソドックスな見方は、高値圏で陰線が出現して下方転換が予想される、です。

Dow201512310012
2000年ITバブルの調整には3年かかりましたが、リーマンショックは僅か1年で終了し、その後6年間は上昇継続。
その1年は、前の3年分以上の下げではあるものの、相場は自らの位置が高すぎることを懸念しています。

割高感を分かりやすく示すのはバフェットルールです。

Buffet20150101

株式時価総額は、GDPを2割ほど上回っており、過去のトレンドから見て限界近辺。

この高い位置を支えてきたのは、何と言っても世界的な低金利ですが、FRBは多少のコストを払ってでも、金利の正常化を進める意思を示しました。

雇用堅調なら利上げ継続が足枷ですし、逆なら景気への不安そのものが重しです。

なお、伝統的なDOW理論では、DOW輸送株指数(青)がDOW全体(赤)の先行指標と言われています。

Djtdji20150001234

これで見ると、セオリーどおりに輸送株が下げを先行しており、今のベクトルは更なる下方向を示しているようです。

そもそも世界景気がパッとしない中で、アメリカだけは強いというデカップリングの継続は難しく、リーマンショック以来初めての反省相場となるのは自然なことだが、こうした下向きムードを反転させるようなファンダメンタルの好転は何かあるのかと、ベア派からブル派へ問いかけられているのが現在の局面かと思われます。

多くの人が、原油価格と中国市場を懸念しているので、この二つ(関連していますが)に良い方向のサプライズがあるか、ドル安で市場心理がリスクオンに転換、というのが相場的にはポジティブシナリオという気がします。

今年1年、皆様方のご健勝と、投資運用活動のご健闘をお祈りします。

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