シカゴ筋ポジションの確認(3/8時点)
(3月8日) (3月1日) (増減)
カナダ ▲25781 ▲30478 +4697
スイスフラン ▲129 ▲1507 +1378
ポンド ▲49005 ▲39378 ▲9627
円 64333 59625 +4708
ユーロ ▲71907 ▲68541 ▲3366
NZドル ▲2000 ▲4157 +2157
豪ドル 29195 16861 +12334
ドルから見て、増減が2勝5敗ですが、その2勝は、ポンドとユーロというEU離脱懸念を抱える敵失。
実質は全敗で、ドル弱気継続という状況かと思います。
特に豪ドルは、ドル安と原油反発を背景に久々に人気化し、恐いのはRBAの口先介入くらいとなっています。
ドルインデックスです。
先週の段階では、50日MAに頭を抑えられた状況でしたが、今週は更に天井が切り下がり、200日MAの下で推移。
ドル弱気が強まっており、恐いのはイエレンの心変わりくらいとなっています。
ちなみにCME金利先物市場では、3月利上げは0%、6月が43%です。
市場関係者が注目していた10日のECBの追加緩和については全く興味が湧かず、ほとんど見ていませんでしたが、ユーロ/ドルが数時間で、1.10→1.08→1.12と乱高下したようです。
今や中央銀行離れが喫緊の課題となっていることに気がつかない人たちが、昔の調子でトレードして散々やられた、と言う風にも見えました。
株式の方ですが、DOWは年初来高値。
1、2月の下げはいったい何だったのか、という感じですが、ひとまず原油20$は実現せず、中国も財政出動が期待され、人民元も安定の兆しということで反発、ということでしょうか。
人民元/ドル相場の確認です。
確かに、落ち着いてきました。
原油相場の反発とともに、人民元攻撃の手が緩んだのかもしれません。
米国長期金利です。
昨年12月利上げ時が2.2%台。
そこから1.6%台に落ちて、1.9%台と、ようやく半値戻し。
債券市場は株式市場ほど楽観していないように見えます。
ここからどう行動するかは各々の相場観とポジション次第と思いますが、私の場合は先月買った日本株とJ-REITのポジションが少し多目に残っているので、上がれば売りを基本姿勢とします。
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