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March 31, 2016

ミャンマーで新政権が誕生

個人的な心情としては「ビルマ」と呼びたいところですが、ミャンマーでアウン・サン・スー・チー氏が党首を務める国民民主連盟(NLD)の政権が発足し、スー・チー氏も外相など4閣僚を兼務して入閣、実質的な最高権力者となりました。

スー・チー氏も70歳ですから、時間的余裕は余りありません。
後継体制を意識しながら、インフラ不足、汚職や腐敗、少数民族との和解、軍との妥協など、様々な課題と向かい合うことになります。

しかしながら、ミャンマーの今後に関して、基本的には楽観しています。
一人あたりGDPが約1100$と発射台は低く、足りないものは幾らでもあります。

ざっくり言って10年前のベトナムという感じですので、同じような発展を遂げるのであれば、GDPが10年で3倍になるくらいのイメージでしょうか。

ミャンマーにおける軍部と民主化勢力との戦いを冷たい内戦に例えるなら、ホットな内戦が終了した2009年のスリランカにも似ています。
スリランカの株価指数は、2009年の安値から現在では3.5倍になりました。

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March 26, 2016

シカゴ筋ポジションの確認(3/22時点)

       (3月22日)  (3月15日) (増減)
カナダドル  ▲15009   ▲16826  +1817
スイスフラン   4186    5262   +741
ポンド     ▲37723  ▲13619  ▲24104
円        53346    45489  +7857
ユーロ    ▲66053   ▲77555  +11502
NZドル    1017     1290    ▲273
豪ドル    18030     12782   +5248

一番動いたのはポンドで、大きく売りが増加しましたが、これは先週の巻き戻しの反動という面が大きそうで、年初来での売り残高更新とはなっていません。

Ponndo365

ポンドの見通しは、EU離脱という政治的選択にかかっているため、分からないとしか言いようがありません。
また、現実に離脱すると決めたらどういう手続きになるのか、どれだけのダメージが英経済に発生するのか、分からないことだらけです。

ちなみにポンド/ドルの長期チャートで、1.4レベルを大きく割ったのは、プラザ合意前のドル高の時だけです。
Gbpusd20160358

OECDの購買力平価調査では、ポンド/ドルは1.42。
ポンドは常に割高に取引される傾向がありますが、むしろ現状が適正と思われます。

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J-REIT指数の確認(3/25時点)

Reit2016032564
今週のJ-REIT指数は、1882→1889と、僅かながら上昇しました。

連休明けの火、水曜は、一気に1900を突破して終値でも1900台を維持。
しかも水曜日には、ザラバ高値1942までありましたから、これは先週の予想に反し、短期間で節目の2000に向かうのかと思いましたが、終わってみれば予想通り1900の壁は厚く、跳ね返されて週末を迎えました。

長期金利は、概ねマイナス0.1%水準で安定。
今週の日経平均は、1.6%ほど上昇し、ギリギリ17000円台回復です。

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March 19, 2016

シカゴ筋ポジションの確認(3/15時点)

        (3月15日)  (3月8日) (増減)
カナダドル   ▲16826   ▲25781 +8955
スイスフラン   5262    ▲129   +5391
ポンド     ▲13619   ▲49005  +35386
円       45489     64333  ▲18844
ユーロ    ▲77555   ▲71907  ▲5648
NZドル    1290     ▲2000  +3290
豪ドル    12782     29195  ▲16413

マチマチな結果のため傾向が読みにくいのですが、大きくショートされていたポンド、逆にロングの多かった円と豪ドルが反対に巻き戻されているところを見ると、FOMC直前でポジション整理が中心だったということでしょうか。

そのFOMCは金利据え置きで、声明のトーンは「自虐的」でした。

「国際経済と金融市場の動向が引き続きリスクをもたらしている」と、国際経済という言葉が入る時は基本弱気。
いわゆるドットプロットは年4回利上げ→2回利上げに修正。

「あらゴメンナサイ、ドルはもう少し下がった方が良さそうね、おほほ」というメッセージであるように感じられました。

ドルインデックスです。

Dxy0318654

先月初めは、ほぼ100だった訳ですから、短期間でけっこう下がりました。

多くのヘッジファンドは、200日移動平均線の下にある限り、戻り売りを基本として行動すると言われていますので、円高トレンドからは逃げにくいと思われます。

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J-REIT指数の確認(3/18時点)

Reit201603185

今週のJ-REIT指数は、1886→1882と、僅かながら下げました。
銘柄間格差にも目立った解消の動きは見当たらず、「指数がじりじりと上げる中で格差解消が進む」という望ましいシナリオは実現しませんでした。

日経平均も週間で1.3%下落。

FOMCのハト派姿勢によって、米金利は低下してドル安。
この結果、米国株は上昇したものの、通貨高の日本の株価は冴えない推移となりました。

三連休前で、日本が休日の間にまた大きく円高になるのでは、というトラウマもあり、積極的に買いに行けないと判断した人が多かったものと推測されます。

なお、同じく通貨ユーロ高に見舞われた独・英の株価指数は上昇していますので、いかに日本株が為替次第であるかが分かります。

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March 12, 2016

シカゴ筋ポジションの確認(3/8時点)

        (3月8日)  (3月1日) (増減)
カナダ     ▲25781   ▲30478 +4697
スイスフラン  ▲129    ▲1507  +1378
ポンド     ▲49005  ▲39378 ▲9627
円       64333    59625  +4708
ユーロ   ▲71907   ▲68541  ▲3366
NZドル   ▲2000   ▲4157  +2157
豪ドル    29195    16861  +12334

ドルから見て、増減が2勝5敗ですが、その2勝は、ポンドとユーロというEU離脱懸念を抱える敵失。
実質は全敗で、ドル弱気継続という状況かと思います。

特に豪ドルは、ドル安と原油反発を背景に久々に人気化し、恐いのはRBAの口先介入くらいとなっています。

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J-REIT指数の確認(3/11時点)

Reit0311256
今週のJ-REIT指数は、1873→1886と、0.7%の上昇。

先週は0.7%下がっているので、2週間前とは変わらずですが、この間に25日移動平均線が近づいて来たので、スピード違反の程度は軽くなりました。

もう一つの格差問題はどうか。

時価総額最大のNBFは▲0.9%。
出遅れの代表格、日本リートは+3.0%と、差が詰まる方向に動いています。

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March 06, 2016

人民元を巡る攻防

開催中の中国全人代では、成長目標を6.5~7.0%と設定しましたが、実際の成長率は4%程度ではと、CNNは報道しています。

高速鉄道や道路など、インフラ投資に力を入れるようですが、作れば高成長という時代は終わり、公共投資の乗数効果が低下しているのは、かつての日本と同じです。

中国製造業の競争力が低下したのは、人件費の高騰が主因ですから、人民元を下げることが処方箋となりますが、これには資本流出とドル建て借入額の実質負担増という厄介な副作用があり、単純には解決しません。

Cnyusd2016030654

この1年間の人民元/米ドルレートです。

昨年の夏、突如として行われた人民元の切り下げショックは記憶に新しいところですが、その時に約2.5%下がり、その後も徐々に3%ほど切り下がり、合わせて5%ほど人民元は安くなりました。

一般的な表記では、1$=6.2元→6.35元→6.52元といった推移。

切りの良いところで、年内1$=7元くらいだろうと言った予想がしばしば語られますが、もし105円まで円高になっているとすると、切りよく1元=15円。

人民元/円の月足チャートです。

Jinnminngennenn

1元=15~16円水準は、12円が20円になり、その平均に戻ったくらいのストーリーですから、中長期的には特段の違和感はありません。

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March 05, 2016

シカゴ筋ポジションの確認(3/1時点)

        (3月1日)  (2月23日) (増減)
カナダドル  ▲30478  ▲36940  +6462
スイスフラン  ▲1507   ▲2321   +814
ポンド     ▲39378  ▲33068  ▲6810
円       59625    52734   +6891
ユーロ    ▲68541  ▲46857  ▲21684
NZドル   ▲4157   ▲6615   +2458
豪ドル    16861    9575    +7286

ポンドとユーロだけが、全体のドル売り傾向に反して増減が▲で、即ちドル高(ポンド、ユーロ売り)方向。

もしもイギリスがEUから離脱すれば、それは双方にとってマイナスの経済効果をもたらすというのが、市場のコンセンサスかと思われます。

ドルインデックスです。

Dxy20160304563

1月までは、100を越えないという不文律で推移しましたが、2月以降は50日移動平均線を越えないというルールになったかのようで、天井が下がりました。

市場は、ドルの強さには限界がある、という「掟(おきて)」を広めたいようです。

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J-REIT指数の確認(3/4時点)

Reit20160304681今週のJ-REIT指数は、1887→1873と、0.7%下落。
2月12日の安値からは短期間で10%以上の上昇となっており、一休みとなりました。

但し、金曜日のザラ場安値1838は今週で一番安く、そこから約2%反発しているので、1日の中で上手く調整を済ませて下髭を作った形となっており、買い意欲の強さも見られました。

長期金利の低下も一服。
Kokusai10y201603045
一時、マイナス0.075%まで低下した10年金利は、マイナス0.05%。

マイナス金利下での国債価格上昇にも息切れ感が見られたことは、REITの小休止にも繋がっています。

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