J-REIT指数の確認(3/11時点)
アセットクラス別のグラフ(昨年末=100)です。
一目瞭然なのは、先行したオフィス(青)に対する、商業物流(赤)のキャッチアップ。
青と赤のギャップが急速に埋まりました。
最も遅行していた住宅も、一時のオフィス110:住宅102という劣勢から、109:104まで改善。
今週の長期金利は、マイナス0.042%→マイナス0.01%と上昇しましたが、特に大きな影響を与えることはなかったようです。
世界のREIT市場も、相場全般の落ち着きを反映して堅調に推移。
昨年末比で、アメリカは同水準、豪州は+3%と、1~2月の不調を挽回しました。
こうした外部環境において、J-REIT市場が大崩れすることは想定しにくく、指数はジリジリと上昇し、それと平行して格差問題も解消の方向で展開するのがメインシナリオかと思います。
シナリオを大きく狂わせるリスクがあるとすれば、中央銀行です。
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