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May 07, 2016

シカゴ筋ポジションの確認(5/3時点)

       (5月3日)  (4月26日) (増減)
カナダドル  18943    11999  +6944
スイスフラン 6829     9265   ▲2436
ポンド    ▲40408  ▲48669  +8261
円       61521    66498  ▲4977
ユーロ    ▲23619  ▲39667 +16048
NZドル    9200    7384   +1816
豪ドル    52395    59540  ▲7145

増減は3通貨がマイナスと、一部でポジション調整が入ったものの、全体としてはプラス優勢。
依然としてドル安心理が勝っているようです。

ドルインデックスです。

Dxy20160509

Dxyw489

火曜日に91.88という昨年来安値を付けた後で反発。
さすがにドル安行き過ぎの警戒感が走ったようです。

ドル円も、同じく火曜日に105円50銭台まで安値を試しましたが、105円のストップロスにチャレンジするまでには至りませんでした。
介入が警戒されたというよりは、自然な反発機運がひとまずストップをかけたように見えます。

昨日5/6には米4月雇用統計が発表されましたが、非農業部門の雇用者数が16万人増と節目の20万人割れ。
3月分も7千人の下方修正。

CMEの金利先物市場では、6月が現在比で+0.015%、12月が+0.15%で取引されており、利上げ確率はそれぞれ13%、61%。
市場は、年内1回利上げが、せいぜいでしょうという予想です。

但し、平均時給の伸びは前年比+2.5%と強めの数値となり、長期金利は+1.78%と少し上昇。
ドル円は、円ロングポジションが史上最高レベルで利益確定が入りやすいこともあり、106円台から107.1円まで上昇と、弱い雇用統計にもかかわらず、円高反応は限定的でした。

ドル円は、先週の下げが大きかっただけに、ドル安トレンドの中での小休止といったところでした。

FRBは、何とか年内2回利上げの可能性を市場に織り込ませようとしていますが、全く成功しておらず、元(?)債券王のビル・グロスは、1年以内にQE4の可能性があると語っています。

投機筋のポジションが「いっぱいいっぱい」になっているため、短期的な円急騰の可能性はやや小さくなってはいるものの、大統領選との絡みで政治的にはドル安誘導への思惑が発生しやすい環境ですし、もし景気のピークアウトを示唆するような指標が出てくれば、意外なほどのドル安シナリオの可能性も否定できない状況かと思われます。

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