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May 14, 2016

J-REIT指数の確認(5/13時点)

Reit20160513今週のJ-REIT指数は、1899→1910と1900台に復帰。
この間の日経平均は、+1.9%ですから、株もREITも少し上がったという週でした。

1月29日にマイナス金利の導入が発表されて、はや3ヶ月半が経ちます。

1/28のREIT指数終値は1687でしたから、そこから見れば上昇率は13%になり、本来動きの少ないREITとしては十分と言えるかもしれません。

一方、発表直後の2/1には、ザラ場で1886を付けているので、そこから見れば殆ど上がっていません。
最初にビックリして飛び跳ねた高さと大して変わらないということは、マイナス金利の実質的な効果について相当懐疑的に見られていると解すべきかもしれません。

下図は、REIT指数(緑)>三井不動産(赤)>三井住友FG(青)のグラフです。

88012563

REITに飛びついた人はまだしも、大手不動産銘柄に飛びついた人はマイナスパフォーマンス。
銀行株は、更にマイナスです。

本来、金利低下の恩恵を最も受けそうな大手デベ株がREITよりも買われないことの解釈としては、マイナス金利がインフレを誘発して不動産業に有利な環境を作り出すというシナリオが全く支持されていないということかと思われます。

無論、ことさら不動産業に好ましい環境を中央銀行が作る必要などありませんが、不動産株でさえ反応しない緩和政策というものが、果たしてどこで効果をあげ得るのか。

為替にも効かない、預金者の利息収入は減少、年金運用の不安は増大、そして銀行いじめだけが残ったというのでは、何のためにやったのかさっぱり分からん、というのが一般国民の素直な感覚ではないかと思われます。

厳密に言うと、日銀だけは当座預金の利払いが減った分、少し得をしているかもしれませんが、一方では国債の買い取り価格が上昇しているので、将来金利が上昇した時の時限爆弾は大きくなってしまったように見えます。

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