« 105円以上の円安は想定外 | Main | シカゴ筋ポジションの確認(7/12時点) »

July 15, 2016

今週の日本株(7/15時点)

今週の日経平均は、毎日3桁の上げで、5連騰。
15106→16497円と、1391円(9.2%)も上昇。
Brexitショックの下げを一気に取り戻し、6月23日との比較で、260円もお釣りが来る状況になりました。

ドル円は105円80銭台。(19時現在)
こちらも、6/23の106円に近い線まで戻しました。

大きな流れとしては、参院選での改憲派勝利によって大胆な経済政策が打ち出されるのではないか、特にヘリマネ的な緩和策が出るかもしれないということで、期待する人は円売り、心配する人も円売りと、両方が円安を後押しした状況があるかと思います。

加えて、降ってわいたようなポケモノミクスで任天堂が大相場、LINEのIPO好発進といった個別の好材料が共鳴し、更には米国株新高値という援軍まで登場したことで、思わぬ円安株高に発展したということかと思われます。

書き並べてみると、先週には予想出来なかった材料が、よくもまあこれだけ揃ったものだという感じです。

元々、Brexitショックによる下げは行き過ぎの面があると思って安いところを買っていたものの、戻りは105円=16200円ぐらいが関の山と思っていたら、高いところでは106円30銭=16600円まであったことには大いに驚きました。

想定を超えた上昇になった以上、素直に戻り目処を上方修正するべきだと思いますが、為替も株も、数字が思い浮かびません。

既に天井でもおかしくないくらい上がった気もしますし、まだ行けそうな地合いにも感じますし、イメージ浮かばず。

特に米国株は、明らかに割高とは思うものの、新高値には意味があると思うのが王道ですから、やはり分かりません。

時期的な話をするなら、早めに降りるなら今月末までではないでしょうか。

通常ですと、8月は政治家も夏休みでネタが少ないのですが、昨年の中国は、日本のお盆の真っ最中(8月11日)に人民元を切り下げて来ましたから、油断できません。

8月を警戒するとなると、日銀会合のある7月末を一区切りと考えておく方が良いという気がします。

要は期待先行相場ですから、何が出ても事実で売り、という可能性は大いにありそうです。

いずれにせよ、この1週間で手元は急に楽になっているので、せっかくの果実を雑な取引で失わないように注意したいところです。

|

« 105円以上の円安は想定外 | Main | シカゴ筋ポジションの確認(7/12時点) »

Comments

 今話題の永久国債や日銀の国債直接引き受け 日銀の権限を越えているかと、法律の改正なども絡んでくると思うのですがどうでしょうか。

 戦費の為とか金融危機の為とか といった大儀はまだないと思うのですが。

 他の新機軸的な事も考えていてそれが事前に漏れている は無いと思うのですが。

 期待や不安が交互にやって来て大変です。緩やかな感じが望みです。

Posted by: hidaka | July 18, 2016 at 04:10 AM

直接の財政ファイナンスは法律上出来ないと政府が明言していますが、既にそれに近いことをやっているので、法律の範囲内で何か出てくるのではないかという思惑があることは事実かと思います。

いずれにせよ、借金の帳消しのような政策を期待すること自体邪道ですし、仮に部分的に成功するにしても、「こんなことが持続できるのか」という不安は消えないので、問題解決にはなりません。

そもそも「物価が上がる社会になれば成長する」という日銀の課題設定が間違っていて、物価が上がれば過去の政府負債が少し軽くなるだけ。

世代間格差とか同一労働同一賃金でないとか、世の中に存在する不公平感や成長の阻害要因は、一つ一つ地道に解決していくしかありません。

Posted by: akazukin | July 18, 2016 at 07:38 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 105円以上の円安は想定外 | Main | シカゴ筋ポジションの確認(7/12時点) »